あたりまえだ個人的にきまっている
2022年は33本みた(配信含む)
まあ前半かなり自宅にいましたからね
配信で見て本当によかったわと思うのはやはり「ハーフ・オブ・イット」だった
と思うのよ
北米における移民アジア人女性はいったいどういう風圧を受けるのか
そこがね
どうもそのことは大きいことだと思うのよ
なにしろニューヨークじゃあ背が低いだけで舐められるからまれるという
マジ笑えない世界だよねアメリカ
カナダのことはあまりわからないけど
さて配信コミで33本から10選ぶってそれはかなりもうそれですって感じですけど
14つにまで絞った
もう絞れないのでその14つをここに書いてあとでベスト1だけ決めよう
公開年ではなく2022にオレが観たという基準です
☆セイント・フランシス
子役のフランシスは聖なるかな ただのコドモだけどね でもそれだけに 嘘いわないから
☆マイ・ブロークン・マリコ
永野芽郁さん大好きなのもあるが破壊的な衝動を隠さないことと東北の風景あれは下北半島だと思うんだ八戸からだからねその荒涼と海
☆秘密の森の、その向こう
これも森だし湖もあるしそういうものがオレは好きなんだきっとあとは冬らしいような温かいたべものを食うシーンは大好き
子どもが牛乳を慎重にコップに注ぐシーンも大好き
☆こちらあみ子
恐ろしい映画でオレはいまでもあみ子にかかわるすべての人間が逃げてると思うし誰もなにも責任をとろうとはしないことがこの世界のただ残酷であることをあらわしているとしか思えない 原作を読まなくては
☆メタモルフォーゼの縁側
世界は暖かいこともあるたまにはという日本の至宝芦田愛菜氏がイケてない女子高生を演じていたが憧れのイケメンはイケメンで
それはそれですよ
あと漫画家役でほんのちょいしか出てこないけど古川さんがねー大好きー古川さんについてはあとで偶然と想像のほうで
☆オッドタクシー イン・ザ・ウッズ
とにかくこれは見るしかないしあの本編最終回の終わり方で納得する奴誰もいないから見てよかったしスッキリはしませんがしかしこれがそのいわゆるアニメでの表現ならではというか「そう見えていた」ことが最終的には「そう見えていただけ」であって「現実にはそうではなかった(動物の姿)」というところまで描くのでだからこそなんかカタルシスがあるのだと思うし白川さんがいてくれるからこそカポエイラ
☆劇場版 からかい上手の高木さん
愛は実在するのかどうか怪しいのだがこれをみていると実在するのだと言うしかない気になってしまう
☆アネット
愛は実在するとは思うのだが一方でそれをエネルギーとした醜い形になってあらわれるし音楽のスパークスのメロディは最高です
☆カモンカモン
愛はたしかにあっても人間は簡単にメンタルを崩すしそれはいわゆる神経症としてあらわれることもあれば認知症としてあらわれることもある
それらのことは普通のこととして対処しないといかんのだが普通ではないとみなしたいこころもたしかにあるだろうーホアキン・フェニックスが演じるレコーディングエンジニアはこのあと幸せになるかどうかはわからないー
☆ウエスト・サイド・ストーリー
愛の時間はみじかくて みじかくて永遠だし
あのNYのレンガのビルの外ベランダとはしごがこんなにも美しいと美しさだけを覚えている
☆ハーフ・オブ・イット
それこそ北米におけるアジア移民のことだしかしここでオレは連想でどうしても「優しさ」(イーユン・リー)のことを考えてしまうそれは女性が女性に思慕することの到達しない感じであるしまたそれは悲しみを背負うことを運命づけられてもいるがしかしそれでも生きていかねばならない
☆フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
愛はあるとは思うのだがしかしおとぎばなしはエロスを常に介在させてくれているからこそ楽しめると思うのだった看守がヌードをモデルになって革命学生はセックスもするよ
愛があってもひとつのバカげたことが生涯取返しのつかないことになることは本当にそれは悪意あるなしも人格の高潔さも低級さも関係なくまるで石のころがる角度のちょっとした変化のように簡単にふれてしまう
☆偶然と想像
かなり2022年の最初のほうでみた2回もみてしまったなにしろそれは全部の話を結局オレは好きになるのだが最終的に古川琴音さんの表情がみたいだけだったみたいなところもあるしあるんだそれは女子同士の会話からはじまるこの映画がその会話の時点でもう古川さんはその内容についてかつてつきあっていた男がいまこの話している女子の相手だとわかっていて知らないふりをして会話していることのスリリングさとその直後のその男のオフィスにのりこんでいってそのオフィスにはおそらくは男に惚れているだろう女性従業員もいてその女性従業員は帰されるのだがその直後からまた古川さんは男について一体何を目的としてそのオフィスにのりこんできたのかわからないような攻撃的な会話を続けるのであった
性的な不満が原因で別れたんだよ
という発言からじゃあいったいそれはどういうセックスだったんだよってそれを
誰もが想像するに決まっているそうだろう
そうだろう
というわけで2022のベスト1は「偶然と想像」になりました
いやいや
そうですね
ドラマ「コントが始まる」も映画「街の上で」も
古川さん
ものすごくよかったから
ねえ
去年の「ひらいて」や「あのこは貴族」みたいな
女性のどうにもならない感覚が感じるものがオレに迫ってくるのかとも
思っていたが
2022は移民難民の話もマイスモールランドやFLEEでかなり強く感じるものがあったが
最終的にオレは愛を求めているんだと思うそれはそうだろうて
石井ゆかり先生の占いにも書いてあったし
そうだろうなあきっと
以上です