2題(いわゆる女性芸人の)

TVerで「イワクラと吉住の番組」Ep44

 

・OAで「マツコ会議」やす子

 

をみまして

 

まずイワクラ吉住はぼる塾田辺さん持ち込み企画の後編で

後編もまたぶっとばしているのは田辺さんで進行しているのは霜降り明星せいやさん

である

誰の番組だっていう

ゲストはINI尾崎くんで赤い髪がかわいい

しかしまあ

今回(田辺・せいや)の企画はそういうふうになることはわかっており

べつにイワクラ吉住の両名はこの番組でまわしがうまくなることが目的でもなんでもなくて単に楽しそうにしている様子がそこにあればいいだけのことで

というとまるで何もしなくていいようにも見えるが

逆に「無理になにかしようとはしなくても魅力があるのだからいいのだ」と考えることもできる

というか

イワクラ吉住の両名の共通点を言えばいい意味での消極性をかくさないところで

それこそテレビのような世界で消極性が売りになるわけがないとこれまでされてきたが

そうではなくて「おしつけがましくない」ことは売りになる

というのが多分発見なのではないか

だからイワクラ吉住においてMCたる両名は声を張らない

のであった

そういう「空気」を提供していればそれでよくて

田辺・せいやの2名はこれまでのテレビの「ふつう」を体現

しているだけのことであってそれはそれでプレゼンつぎつぎと前に

すすめることをしているしリアクションしているしそれだけのことで

それだけって別に批判しているわけではないがイワクラ吉住のスタンスとは

あるいみ

ちがう

ということであった

 

いいわるいの区別ではなくこの番組は小山Pのスタンスとともにこれまで

これでやってきたのである(そして継続しているのである)

 

さて一方マツコ会議であるが

やす子

(所属・SMA)

にマツコがインタビューするもので

やす子は「これまで自分の内面にさわってくれる話をする人がいなかったので

すごくうれしい」と言っていたが

たぶんそういうことだと思うし

それこそマツコの分析によれば

マツコややす子のもつ「狂気」はテレビで出せる狂気であって

そもそもテレビというのはそういう「狂気」(ふつうじゃないもの)を

テレビというハコを通じて世間に見せることでテレビ芸人は金をかせぐことが

できたわけで

それこそマツコややす子はもともと自分のもっておるそういう「部分」を

ちょっとチャンネルを合わせることでそれを外に出すことができる(そういう振る舞い)が

 

やす子が自分について語ることでは

いままで自分は社会との折り合いがわるくてバイトを年で15回くらいクビになって

なにもうまくいかないだめだったもうこのまま一人でトイレ掃除のバイトを

ロボットのようにもくもくと死ぬまでやってるような人生だろうと

思っていたとのこと

 

しかしテレビに出会ってそこで「出す」ことができて明るいイメージがついて

それでいまは売っている

 

しかし本当の自分というのもあって一人でいることが好きでヒップホップが好きで

自分でビートつくってラップをのせて曲をつくることもしているが

いまはまだそういうイメージがキャラを売ることと矛盾するのでそういうのは

外に出さないでおこうと事務所からは言われている

 

 

ちょっとやす子の例とイワクラ吉住の例は対比ということにはならないとは

思うのだが

それでも

 

じゃあいつかこのままやす子が売れていってつづいていった先にもし

なにかいまのやす子とは違う形のトーク番組とかあったとして

やす子がゲストをまねいてなにか語るみたいなこと

(そのときには単にあかるい狂気みたいなキャラではなくなっているとして)

をするときにはどういう感じになるのだろうか?

みたいなことを考えてしまう

 

それこそ

山里氏にしても若林にしてもなにか「自分を語る」ことを

別にしなくていいしMCのやりかたのほうで路線を歩いてきたら

いまの地位ができてたみたいなことになっておるが

芸人の「自分を出す」のはネタだけでいいのか

ネタだけでいいよなあ

別に生き方を売っているわけじゃないし

生き方そのものを売るのが芸能人だっていうのは昭和でおわって

平成ですこしずつ修正されていまは

令和はそれこそ「生き方を見せる場所」がYOUTUBE

「加工されたものにすこしだけ生き方を混ぜておく」のが地上波TVなんじゃないのか

わからんが

カンで書いている

 

 

なんばグランド花月でやってるイワクラちゃんは本当にかっこよかったし

GUCCIの(高級)ワンピースってああいう感じなんだ・・素敵!

ってすごく思ったね

目の当たりにするのってTVとはぜんぜん違うぜ!な!

 

そういう話でした

 

 

後記

参考

https://qjweb.jp/regular/84013/full/