美術が後年に残るかどうか(油絵はその意味でいいようでわるい)

小さな作品

 

それこそ「R4新収蔵品展」にありましたのは
厚紙で小さい箱を作りその中に鉛筆で線を引きました
という作品

 

厚紙というと日本語ではちょっとアレですが

Cardboard Box

というとなんとなくイメージがいい(段ボールじゃないよ)

 

作品名と作者は

堀尾昭子「無題」 2018 鉛筆、紙箱

 

である

こんなに「無題」ばっかりだと後年の記録編纂者が困ると思うんだよね

 

しかしその「紙箱」はたとえば50年後にどういう紙になっているか?

湿気?

鉛筆の跡のほうが長く残るだろうか?

 

アクリルの絵画の耐久性は?

 

いろいろかんがえちゃうね

 

後年にのこすためだけにやってるわけじゃないと思うけどね

 

それこそオレがたおしちゃったあの展示(作品)だって

まったく後年にあってはわからなくなるし

 

大きいテーブルだってそのままのこすのは絶対無理なんだよ

たぶんね