ハロー

フロに入ってからかえってきましたキャベツ煮込んで

夕食

 

ほしい()よみたい本を図書館に予約完了

あさって’(木曜・休日)には取りに行ける予定だが

木曜は延長開館か?延長じゃないなら金曜の延長にとりにいくけどね

 

借りてた文學界の鼎談でとりあげられてた

『生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる』下西風澄

である

 

著者も参加してる鼎談なのでよくわかる

なにしろ「これは心の扱い方についてのサンプルを集めたもので

すべての例を網羅したものではない」という

そりゃそうだ

それで西洋の古代(ソクラテス)からの哲学者と

日本の文學における心のサンプルをあつめたと

しかしその中にたとえば神経心理学の知見とか

新しい時代のものがまざっていると

ふうむ

あとは

近年のインターネッツの発達は人間の心の

役割に

いままでにない急激に増加した心の負担を強いている

という話し

そうだよなあ

「いつでもどこでもつながっている」

 

そんなわけないじゃんなあ

ねっとの上にあるのは「心を表しているようで実はただの

手先」なのに「その文字を読むと受け取るほうの心がかき乱される」

という恐ろしい現象がおきているわけで

 

つまり「誹謗中傷の簡単すぎる拡散」である

SNS上の

 

傷つけるほうは簡単に相手を傷つけられる

まったく対等ではない

ヒット&アウェイすれば

簡単に逃げられるしね

 

はるかぜちゃんのように執念をもって裁判を

完結させた猛者もいるが

普通は警察が被害届(だっけ)を受け取ることさえ拒むという

ひどい状況なのである

そんなのは被害じゃないとかいいやがることもある

 

レイプは犯罪だしいじめも犯罪だし万引きも犯罪なのに

どうしてそういうのを刑事事件として成立させないのかって話しで

 

近親によるレイプの被害は訴えることさえ難しい

 

ことばの誹謗中傷はあきらかにネットの悪の最大のバッド側面である

こころが痛む

痛まされてしまう

ひどい話

 

われわれは遠くにいる知らない他者のことばさえも

相手の発信の意思により

それを受け取ってしまう

いいことばもわるいことばも

 

それは機能としてネットは「ただそれを送り届けるだけ」だからであり

たんなる管であるということだチューブ

精査も検閲もしていない

 

ほんとうは対面で口からの音として発せられることばだけが

我々の耳に届いたはずなのに

(耳がきこえない人には手話で)

 

とかね

 

ともあれ文學界をきまぐれで図書館でかりなかったら知らなかった

である

おもしろい