エグ系とそれ以外
今朝は
エグ系というのは多分女子しか書かない系の小説で
こんなにひどい目にあった
ということなのだが
オレが命名したので別に公的な名称ではないし
それを「女子しか書かない」というのもおかしな話で
たとえば公称「夢小説」
これを女子が書くのは書くとして「夢(で)結婚」も
女子しかしないのか・・・と思ったら「初音ミクと結婚」という
男性も現れたのでこのジャンルについては男女差はなく個々の差である
と
そう
個々の差です
というときに
「私は(たとえばこの恋愛で)こんなに深く傷を抉られました」
(というのがエグ系の語源)
という小説がありましたとして
それを書いたのが男性だと
「男性のくせに女性にえぐられたとか書いておぼっちゃんかわいそ~~ね==よしよし」とされてしまうリスクがあるわけですい
女性が書くとそれがホスト貢ぎものであったとしても「かわいそう」と
言われる余地がある
この2つの例を出すと
この2つの例が「事実」ではなく「現象」としてそういう風に評する人がいる
というだけのことですので事実と現象を分けて考えないといけない
他人の言うことをすべて気にしないんであれば
評はどうでもいいので自分のこれを外に出さないとしんでしまうというものを
書くわけでがんしょ
それが私小説ってことなんじゃないのわかんないけど
そう
だんだん書いているうちに「えぐ系の小説はなにも女性だけが書くとは限らない」
になってきました
でもさあ
おもしろい(エグさのきつさ 武器の硬度の描写 傷ついた感じの負荷と深さの描写)のは女性が書いたほうがおもしろい気がしないか?
女に振り向いてもらえなくてそれを小説に書いておもしろかったのか
それとも実際は面白かったのか
いま例をあたまに浮かべてみようとしたが
田山花袋と文豪谷崎しか出てこなかった
このふたりは実際には女をゲットしてたんじゃないのか
ここで女をゲットと書きましたが獲得物であるようにハンターの
比喩を男性だけに使うのもおかしな話で
実際には女性が男性をゲットするハンターのこともあるわけで
そういうのを書くと「ひくわ~~」とか言われるのか?今でも?
ハンティング
そういう意味ではモテる女を描いた『オーラの晩餐会』
などはハンター女子の話だと思うんだよな実際は
つまりこの今朝の考えの中心になるのは
「いろんな例を知っていないと論じるにしても浅くなってしまう」
ということで例はできればある程度
多いほうがいいよね=~
と思いました