ないんだけどオレが同時並行的にそれを受容(読書と鑑賞)しているので
なんかね
どうしてもこれまでにあった「固定観念的なベタイメージ」にふれないでは
いられないし
それはまず「大室家」のような「きららアニメ」
(大室家はコミック百合姫連載ですけどゆるゆりはきらら出自なのでこれでもいいだろ)
と
思って確認にいったらオレみたいなやつがたくさんいた!
これはジェネリックきららだ!
とはいえ
まあそれがきららでもジェネリックきららでも
どっちでもいいんだけど
なにか創作物において「都合のいい」設定がある
たとえば男性がひとりとして登場しない清冽で清純で暴力と憎しみのない世界
って
いいですよね
という意見があった
その場所で
「老いも老醜も 認知症もおもらしも糞便の処理も介護士も病院も死も存在しない世界っていいですよね」というときに
どっちがよりグロテスクか
って問題ですよ
どっちも同様にグロテスクなはずなんですけど
男性は自分が男性であるという(グロテスクな)現実を直視するしかないので
ジェネリックきららに夢をみるのですが
女性もまた「この世には実は男性がいる」ことを知っていてジェネリックきららに夢をみるわけじゃないですかあ
そして女性男性にかかわらず
人間はかならず生きているかぎりは「老いる」「しぬ」「しぬに至るあたりで疾患を得たり認知の混乱を得たりする」ことがかならず’(絶対に)起きる
ということを知っている知っているけど知らないことにしたい
日常ではそれを意識などしたくない
介護の話なんてしたくない
介護の話なんてわざわざしたくないし目をそむけていたいし
戦争の話なんてあることをしっていてもないことにしたい
戦争の話なんて目をそむけていたいしアメリカが正義じゃないことなんて知っていてもしらないことにしたいしイスラエルがジェノサイドの加害者として日々殺しまくっていることを誰も止められないことなんて知らないことにしたい
性犯罪なんてないしあったとしても目をそむけていたい
などなどたくさんあることは列挙の暇がないわけだが
そういうのをオミットした場所につくられる創作物
があるわけでもちろん創作物そのものはなにも罪障ないわけですよ
一つの創作物で世界のすべてを描くことはできないので
でも世界を裏返すとだいたいそこに糞尿がくっついているわけですよね
アイドルはうんこしないとかいいますけど
トイレを不要だという人間などどこにもいない
オレがなにをいいたいのか?どっちもどんなものもそこにあるものは
あるべくしてあるんだぜって話で
どっちかだけの世界なんてキモチわるいのきわみだよねといいたい
だからオレは大室家が好きだし糞尿の話もまあ好きとはいわないが書きたいねえ
同時進行