それは秘密の夜の営み、天使の羽より軽い息吹
ああ、すいません。狼植民地と化した難民板のあるスレに貼ろうと思って、やっぱりやめたが、勿体ないのでここに貼ってしまった次第。
さて何だかかんだか、今日思ったこと、R25を取ってきて読んでいると、石田衣良さんがまた「恋しないのかね、恋しようよ」(意訳)と言っていた。何の話か。今週は「日本の未婚者は、未婚であるばかりか、異性の友人もいないのである」って。諸外国にくらべて。
といいますが、

いや、石田さんのおっしゃることには賛成です。恋くらいすべきだとおもいます。経済的に苦しくても、恋はできる。
が。おそらく、恋しないし異性の友人もいないし、結婚もしない、という一群の人々の、理由というのは経済ではない。そんな難しいことはできないのだ。
この「難しい」というのは私のアイデアではなく橋本治の言っていたことである。「結婚によらず、つまり結婚のような制度化された束を利用しないでも正しく意味のある人間関係を他人と築くのは技術の要ることであり、そんな難しいことができないのならば、制度としての結婚に乗っかるのは何ら問題ない」。
自由な人間関係なんてもんはここ数百年の歴史でもすげえ新しい方のことなのである。それ以前はムラであり一家であり地域であり、家長がいてお見合いがあって夜這いがあって若衆宿があって、うんぬんかんぬん。
一気に飛ばして現代である。未婚率が上がっているのは、突然自由な人間関係を何もないところからつくりなさいと言われてもできないし異性は怖いし結びつきもないし、えーと。もうちょっとまとめてから書け。いいや、ワシは書きながら考えるタイプなのである。