すげえ疲れている。今、松山のネットカフェにいる。本当は、山の中にある国民宿舎に泊まりたかったのだけれど満室、しかたなく山をおりてきてカプセルにいくも満室。順序としてはそこでネカフェである。朝までコース。長いよ。
今日はちゃんと予報どおり雨が降ったのだった。雨で、いいことと悪いことがあるんである。
なにしろ、今ひまだから、だらだら書くかもしれない。
雨でよかったこと。今日は松山駅からJR四国バスにのってまず久万というところまできました。ここには四国88霊場の第44番大宝寺があります。ここまでは晴れ、あついくらいで、まあよかった。ここから45番岩屋寺をめざすのであるがさあ大変。だんだん曇りだしてやっぱり雨。雨具(カッパと撥水のズボン)はもっているものの、カッパの中がぬれる。そして背負っているリュックも、レジャーシートかけて紐で縛っただけなので、ぬれる。やっぱりちゃんとしたカバー買わないとだめか。そして44番の裏山をぬけるところで道に迷う。本当は山のトンネルの向こうに出るはずなのになぜか手前に出てしまった。ああ。トンネル内は風がびゅーと吹いて寒い。
しかし、河合という集落をぬけてそれから先は、へんろ道の標識もしっかりわかったし、迷わなかった。本格的な山である。あえぎつつ上る。雨でまったく心細いが、湿気でしろく濁る視界は幻想的である。滅多に人にあわないし。尾根などを歩くと山肌に靄がかっているのが上からわかるのである。3時ごろ45番に到着。上からきたので、本堂について、さて、と、ふと見あげるとそこには超巨大な岩盤が登場するのである。岩屋寺というくらいで岩があるのである。本当に間近でみるその岩盤は巨大である。みあげているので、上から間断なくふりしきる雨の細かい糸もいっしょに見える。それがすごく美しい。これが雨でよかったことである。