牧野

http://www.nicovideo.jp/watch/nm8765940
まあまずはこのニコ動のを聴いてみてほしいが、
つまりは「たんぽぽ水車」
なのだが、この牧野さんのソロの「たんぽぽ水車」は、3人の歌からなる「たんぽぽ水車」とはぜんぜん別物であることがわかると思う。もし両方きいたことがあればの話だが。
 オレが気にしているのは「ヘタ」と「ウマ」と「素朴」と「声の張り」、そんなところ。
 なんちゅーか。
 このことは「声優さんの歌がどうしてオレとかそのへんのヲタにとってどうしようもなくこころに響いてくるのはどうしてなのかしら___?」のことの原点のような気がしているのである。
 
 いやさっきまで「ツンピリラジオ」聞いてたんだけどさ、日曜だしさ、深夜だし。ちわとなつこ。千和と夏子。どうしてもアダルトなオトナの女性の声とかなかなかできないタイプの。今日の放送はそういう話もあったんだけど。
 そういう意味では花澤さんとかはまさに「朴訥」からはじまった声優さんのような気がするのだった。あくまで印象。
 そういう、朴訥とか、そのままの声というか、声を張らないというか、なるべく技巧をこらさないのが目的みたいな方法を使用すると、3人Verのたんぽぽ水車になるのではないか。
 
 逆に言うと、牧野さんが一人で朗々と歌い上げるたんぽぽ水車は、もうぜんぜん別物だ(もちろんすげえ流麗であることはいうまでもないのだが)。
 
 このへんの話が突き詰めたいところではあるが深夜なのでここまで。
 
 (追記)だが結局われわれはピアノ伴奏にものすごく弱いのである。人声とピアノ音。これだけの組み合わせでいとも容易く昇天。ピアノってすげえよなあ。万平ホテルに自動ピアノがあってさあ。いいのよこれがまた。単に弦をハンマーが叩いてるだけなのにね。どうしてこんなに。発明としてすげえ。ハープシコードチェンバロ、そしてピアノ。オルガンの方にいってしまうと空気音になってしまうのだが。あくまで木の反響箱の中で鳴る弦の音がいいと思うのんだがー。