さむい部屋でニット帽子かぶってダウン着て(モンベルはいいねえ)スマフォてぶくろして、キーボードを叩いている。
さっき車で考えていて、「コミュニケーション不全症候群から遠く離れて」というタイトルだけ思いついた。コミュニケーション不全症候群。中島梓氏の著書である。出版は、1991.
ハードカバーで持っている。
いまも、視界の範囲にある。
出版から20年が過ぎて、しかし状況はいっこうに変化しない。
すごく強引に、この書の結論を書いてしまうと、「不全でなにがいけないのか、いや、いけないことない」である。
ほんとうは(本当は?)この結論を覆して、不全では困ったり哀しかったりするだろうからそこからちょっとでも離れていきたい、いこう、という勢いが生まれてきてもよかったと思う。しかしそうではなくいまだに離れていかない。覆せない。変わらない。不全な人は不全なままだ。
じゃあそのタイトル「遠く離れて」は、ぜんぜん嘘ということになる。
ぜんぜん離れられないというのが正解になってしまう。
混乱している。
まあいいや。