ひる

 ケイクス連載、アドラー心理学、5−4・
 「幸福とは貢献感のことだ」。つまり。
 行為のレベルではなく存在のレベルでとらえることで。ただ存在しているたけで他者に対して貢献しているのだと本人がそう思えば本人は幸福になることができる。どんな人間でも。あらゆる人間が。他者への貢献感をもつことで。
 なるほどこれならどんな人間でもよい、そのように思う自由があるのだから。
 ALSでも認知症でもなんでも。
 まあ認知が破壊されるとなかなかそうは思えないかなあ。
 
 そして貢献感があれば承認欲求にとらわれることはなくなるという。たしかに承認欲求はやっかいなものだがこれならそれでOKだろうか?