世界の「絵画」をめぐる番組。日曜の朝。今日はカザフスタンとギリシアと中国。
農民画家とか、似顔絵画家とか、水面を描く画家とか、イコン画家とか、いろいろ出てくるし、画廊の経営者も出てくるし、アイデアを出すし、活動するし、売るし、契約するし、東方正教会の聖職者とともにイコン画の新しいのについて会話を交わすし、ともあれ、芸術でお金で生きている。
イコン画家はまったく聖なる動機で神から絵を描く力をおろしてもらっているというがそれでも彼女は名前がマリアでお金をもらってそれで食い物を買って食っているのである。絵が食えるわけではないから。
画廊経営者は斬新なものを追ってアイデアを出してそして100年つづく画廊をつくろうとしている。
似顔絵画家は日々の仕事をこなしつつ貧困とも闘い家族を養っていかないといけない。本当は好きな絵を描きたいが似顔絵を描いて描いている。
さいきんの日記がテレビを見た感想にかたよっている。テレビの中にある他人の人生に興味がある。というか。
本人であるオレの人生についてはいくらでも言いたいことがあるがWEBで細かい話をすることはできない。個人情報。
ところでこの番組はこれ。
http://www.globalvision-tv.com/otherstation.html
の中の、Vol.55、「世界の絵画」。
おもしろいですよ。なかなか。取材者の個性が完全に無に近い感じに消されている。そうこなくっちゃである。
それでも画廊経営者の自宅にいって取材とかしている。なかなか。
我々は中国語を完全に理解するものではないので字幕に頼るわけだが、その文面は抑制のきいた文語である。
翻訳のはたす影響は大きい。
今日(昨日)聴いてた東京ポッド許可局。なにをこどものお稽古ごととしてならわせたいか?英語?いやオレが英語学びたいよ、洋楽の歌詞をききとりたいよ、それが理解できたなら世界の見え方が変わるだろう、と、マキタスポーツが言う。
そうかもしれんね。