よる 

 昼におきだして暑い盛岡へ。間に合いそうだったので1400からのフォーラムでの「インサイド・ヘッド」をみる。ピクサー作品を映画館で見るのは初めてのような気がする。
 「モンスターズ・インク」はTVで見た。
 ピクサーのアニメは苦手意識があった。
 
 はたして先にあるドリカムの曲とえんえんついてる素人コドモその他愛にあふれるスナップたちは映画本編との関連が薄い。薄すぎる。
 火山が恋とかしてる短編アニメは何のためについてるのだろう。
  
 さて。11歳の女の子の頭の中を描く感情たちの大変なこと。45歳初老の男が見ても泣けるのだが、そもそもははじめは「JOY」があまりにポジティブ野郎でうるさい感じでハッピーを振り回している感じがするのである。そして「SADNESS」がまったくクズ野郎役立たずなのである。なんのためにいるのかである。しかしそれはストーリーのことであって。ひっくりかえるわけですが。
 
 幸福な子供時代というのは、そこにあって、あるけど、そして過去のものとなっていくのだなあ。