よる2

それを食ったはずなんだが、酔って食ってそして寝ているので、うまかった記憶は時の狭間に埋没してしまっており、つまり忘却。
 大変残念だ。
 
 まあ、きっとうまかったんだろう。トマト風味の夕顔だったんだしな>調理中の記憶はあるんだ<そこにハツを入れて加熱してたから。ハツは「中心までよく加熱してお召し上がりください」とパックに書いてあったのでよく加熱した。加熱に時間をかけた結果、調理しながら飲酒していたので、出来上がり時点ではもう十分に酔っぱらっており、それで、記憶にあてる意識は失われ、ほんのうでそれを食うだけという始末。でも生存のためには食う行為があるだけでもいいか。食わずにそれを床にちらばすよりは。