あさ

老いて死ぬのは

恩寵と

言いたいところだけど

 

なかなかそうもいかないが

まあ

まあいいんじゃないの

 

NHKのAM1で

酒井順子氏が自作朗読?なのか

語りを行っていたが

それの声と語り口が

なんだか年齢不詳でしかも

老人でもなくコドモでもなく

さらにいうならば女性だろうと

思えるけど女性ぽくなく男性ぽくなく

つまり年齢も性別も不詳の存在で

そうなると宙に浮いた感が満載になるのだがまあ

それでもいいじゃないですか

外見も中身もなんでもいいじゃないですか

語りの内容は昔は女性はいつまでも美しくということが

最近になって近藤サト氏提唱グレイヘアーの美しさみたいな

なんというかもっと言えば美しいかどうかもどうでもよく

そして外見から中身の話になるのだが

中身も若々しいとかいきいきとかそういうことを

そういうことはそうはならないということになり

つまるところなんでもどうでもいいところにつながっていく

カオス

 

社会をドライブさせる存在というものは個々では

存在しないと思ったほうがよくて

そもそも社会全体はシステムなので川が流れるごとくに

大きい力の総体(ベクトル)が集合としてそこにいくだけのことで

低いところへ水は流れるし

 

と思えば個々の在り方もどうでもよくなるが

 

まだ少々他人と関わる必要があるので

そうそう自棄的にもなっていられない

脳みそもそれなりのそれなりレベル保っていかないと

社会生活ができない

 

できないのはまあ困るのである

困りごと

それがそうだ