しかし折角ならばここでこそ真に
やりたいことだけをやって
やりたくないことはひとつもやらないことをしてみたら
いいのではないか
と抽象的に書いてみたが
そうはいかんざき
いまから農業短大にいくのもちょっとだけ違うような気がする
のね
弟子入りというのは縁あればこそだが
ハウスでトマトをつくるにはハウスを建てるための借金が
必要だ
つまり与信である
「信用を供与すること」
金をかしてくれてあとで利子つけてかえすのは
返すまでのあいだの時間を借りているのだ
つまり信用
やりたいこと(トマト栽培)によって得た利益から
借りた金をかえしていく
ちょっとずつね
そういう取引ができるような体制というか仕組みというか
個人は信用がありませんからなにかで代替するしかないよね
やりたいこと(独立自営農家として独立した存在になること)
を
実現するためにはそれなりの戦略(経営計画)が必要なんだと
改めておもう
独立自営ってあれか
ジェントリーか
ヨーマンか
世界史趣味
貴族がいて
ヨーマン(独立自営農民)がいて
その中間にいるのがジェントリーだってさ
ジェントリー=地主化した下級貴族
初期資本主義の先駆けとなるそうな
やっぱり経済は
基本的に「農産物を作る農業」からはじまるんだなあ
と思う次第
なぜなら食い物こそが取引の中のもっとも重要なもので
金があっても金は食えないが
農産物は食えるからそれでいきていける
生きていくのが目的だ
そうだろう