ゆう2

ボイス+パレルモ展にいって

パレルモのことばっかり書いてるような気がするが

ボイスのアイデアも好きだし

橇(そり)

とか

すごくいいと思うんだよね

そのコンパクトな橇の上には毛布と懐中電灯が

載っているんだ

 

夢の中の旅行みたいな感じがする

 

そういうイマジネーションってそうそう簡単に成るもんじゃないと

思うわけだし

あの

柱が4本たてかけてあるやつだって

とても

なんかね

長いじゃない

 

長いものが壁とともにそこにあるわけで

壁もまた芸術の一部なわけじゃん

 

そんな芸術家は未だみたことがなかった

 

具象というか抽象というか

そのどちらでもないというか

 

学芸員だってそれをもし知らないで

柱が

海外から展覧会のために送られてきて

さて

この柱はなんじゃらほいと思うのではないか

 

柱として具象であるが

意味的には抽象だ

 

まあ

知らない学芸員はいないとは思うけど

 

でも教科書とかそれにボイスの

「モノ」の芸術がぽんと載っているとして

それをみてこれが芸術ですと

いわれたら

マジで

ぽかんと

してしまうと思うの

 

でも

紙の上に線があって

あれはどっちのだっけ

わからんけど

線と紙だって

よくよくみていると

具象のようにも見えてくるから不思議です

ただの線であればそれは線というかたちの抽象だと

いいきってもいいと

おもうけど

やっぱりその形は形として線をあらわしているものという具象だ

といえばそうだし

 

かたちはぜんぶ具象だろ

名前もつけられる

 

とかね