奈良県立美術館「ウィリアム・モリス展」

いってきた

 

あさおきたら6時だったのでこれならいけるとばかりに

豪雨だが出発

愛知県の途中はまだ雨

三重県で晴れが見えた

奈良県は曇りまじり

 

名阪国道(事故率たかしでおなじみ)

はたして東行で事故渋滞してたよ天理のちかく

しかし上から下って奈良盆地を見下ろすのはいいね

 

奈良は駐車場ほとんどなくて

そのへんのおばさんが600円ってカード持って立ってるよ

 

1日で600なら安いです

 

県立美術館

かなり古いたてもの

でもまだがんばれるか?さいきんは

建築リニューアル流行りですが

予算あればこそです

 

モリス

おなじみの有名人

しかしなんかこうね

芸術を社会にひろめる!という高邁な目標はいいが

結果的に芸術にたどりついたかんじで

その前は聖職者めざしたり建築家めざしたり

いい家にうまれたからそうやってうろうろできたんだ

ともいえる

まあ

師匠と妻と自分で三角関係?になったり

いろいろあったんだろ

それでも商業的成功したのはえらい

 

しかしあれだね図版というのは

イデアといいますか

ああいうのを壁紙にして

それをロンドン中の家庭が買うという

なんか誇張もあれども

あれだけ

なんかこう

「これがげいじゅつ!」ともいえるような凄みのあるものを

壁紙として家で「所有」できるとなれば

それは買ってしまうだろう

たとえ複製芸術でもね

 

とか

マリーゴールド

ひまわり

 

という植物単一図案で一色で図案を循環する柄にしたものが

とくに趣深いし

なんかこうとくに

柳の

葉に

単純な線をいれて葉脈的なものをあらわすとか

これが決して写実というわけではなく

「ヤナギふうに見えるにはどのような最低限の線を入れたら

そう見えるのか」というデザイン思想なので

すごいモダンな絵になるのである

だいたいにして

近いものを前に遠いものを後ろに

という遠近法でもなくて

いろんなヤナギが前にいったり後ろにいったり

前景になったり後ろに下がったりしているから

それはフィクションのヤナギの図案なのである

 

ひまわりにしてもひまわりそのものではなくて

「ひまわりに着想を得た図案」で

もうなんか

赤の”ひまわり”とか

気持ちわるいからねそれだけで

 

マリーゴールド

花弁のふちが厚い線で他は細く薄い線だったり

線の強弱がすげえかっこいい

青のマリーゴールド

オレも家たててそれを壁紙にしたいよ

 

そんなモリス展であった

富本憲吉の陶器もかっこよかったよ!

オレにとっては神保町古書店時代に知った人です

あの赤(くすんだ)の

それから循環図案の

いいものつくってるわ

すきです

レプリカでいいから陶器ほしいくらいです

 

奈良は遠いが

それほどではない

帰りには高速乗らずにきたからね

 

(行きはがまんできず名古屋から鈴鹿まで高速のりました)

 

国道1号は三重なんだよな・・・

東海道だって三重を通るんだ

桑名とか

そう

そういえばそうだったね)

 

関ケ原はけしてメインルートではない

 

オレは関西のことをなにもしらないのである

 

それだけになんか知ることは面白いと思うよ

まだ知りたいことがある