春の外出3

帰宅

 

今日の目的は名古屋の名東区は藤が丘にあるという古書店

詣で

 

まあ好奇心だけでいきましたよ

車じゃなくてよかった

 

ああいうせせこましい住宅街では

適度なコインパーキングに

とめたとて

さっさと帰ろうとお金節約モードで思う可能性が

たかい

ましてや名古屋近郊は渋滞だらけですから

 

古書店(名前かかない)は

品揃えは伝統的な古書店らしく文學や歴史が好きという

やつね

伝統的な日本の古書店は一般に

文學と歴史と文化(演劇とか)とエッセイが好きで

理系学問につめたく

海外ものは翻訳されたものだけで

写真集とかあんまりないし

漫画はおかない

そういうもんだ

 

まあそういうところはそういうところの強みというのがあるもんで

 

しかしそこから少々は外れたもんがすきなので

探している藤本由香里先生の著作は無かったが

フェミニズム関連なんてほとんどない)

現代教養文庫とか(なつかしいね!)

ずらっとそろった岩波文庫とか

いわゆる文豪的な昭和の文人たちとか

たくさんいたね

むかしの北海道観光ガイドとか

東北の旅(文庫)とか

写真も白黒で

たのしいよ

 

買ったのは

河出書房新社

『 わが世代 昭和三十五年生まれ』(1982刊)

ちくま文庫四方田犬彦『白戸三平論』

の2冊

まあどっちもそんなに売れず

日本の古本屋では「わが」は1冊「白戸」は0冊だよ

ははは

そんなもんです

貴重でもなく

とくに求められていない

 

でも面白そうだったし

 

とくに当時の河出書房新社

いろいろムック的なそういうものを乱発していたんだよ

記憶にあるもんね

証言を集めたようなシリーズね

高校生が文化祭で発行しそうなやつね