平等不平等
もう決まっているし努力でひっくりかえせないし
下等人間だって
そういうこといっちゃダメとポリティカリーコレクトが言うけど
そういうこと小説だったら堂々といっちゃうよ
下等人間だ!
ってねえ
そういうことが小説の中でまかりとおってる
ような世界は
子供がきりきざまれる世界と
どっちがいいかい
どっちがわるいかい
どっちが衝撃的かい
いまオレは
佐藤友哉『子供たち怒る怒る怒る』
を比較しているつもりなのだが
いやさ
比較したいのではない
いろんな小説がいろんな世界を描くってことだけだ
Oバトラー (Octavia E Butler)が
神から役割をおしつけられる話とか
悪夢のようなファーストコンタクトのあとにぜったいかなわない異星人との「業務」を説明する話とか
ねえ
異星人ってのは
うーん村田のほうの「宇宙人」がやすらぎである様子とか~
複雑なようす