読書『パレードのシステム』高山羽根子

構成に仕掛けのある小説

はじまりは祖父の死からはじまるが

途中で友人の死があり

その死こそが(ry

そして台湾があり台湾でも知人の父の死があるのである

あるのである

 

そしてさらに最初からさんざんこの主人公が新進アーティストとしての

懊悩をさんざん吐露しまくる一人称の独白体の吐露があるので

うぜえ性格だな

と最初は思っていたが

それこそが本格派だったわけで

オレが途中で笙野頼子(の面倒くささ 描写 他)を

連想したのはあながち間違いではなかったわけで

途中からSF的な思考のぐるぐるになっていったまま終わるのである

 

いわば悪夢ともいえるような気がするが悪夢であったとしたら

それでは小説にはならないのであろうて

 

こういうのもあるということのあるであろうて

なあ

オレはディックとかも読めるようにならんといかんような気がするよ

おそらくは