映画「Everything Everywhere All at Once」について

面白くなかったかといえば

面白い部分があったが

面白くない部分もあり

勿論映画というのはそういうもんだと理解したほうがいいと

思うんだけど

じゃあ全体でどうかって言われて

全体ではねえ

途中で帰ろうかなと思ったことがあったよ

そのあともう少し展開があったのでよかったけど

(帰ったほうがよかったとはならなかったという意味)

 

疲れた

展開の

なんだろうなあ

悪い意味でどこにつれていかれるのかなあという感じがしたわけです

バカカンフーコメディですよ

と思ってみてたらそんなにコメディにはならない

シリアスな母と娘の話でもなければ

自分の過去に向かいあう話でもない(なぜなら本来の主人公の

過去は1つしかないから)

他の世界(’並行)での自分はそこにあるんだろうけど

それらは主体たる主人公の

「部分」でさえもないと思うんだけどなあ

たぶん楽しみかたとしてのオレの脳のうけとりかたが

つくった人のそれとは異なっているのでたのしめない

のですよ

 

でも別にオレには合わない世界もあるんだと思えば

特に気にならないというか

なんだろうね

 

オレにわからないものがたくさんあるってだけのことで

わからんものをわかりたいと思う

こともあるだろうけど

わからないままでもいいやと思うものも

あって

この映画はわからないままでいいやオレとは別の道だし

という

もの

だと思うわけです

冷たいようだがそう思える

いくらアカデミーを席巻したとはいえ

あくまで個人的な意味で

オレにとってはイニシェリン島のほうが

ずっと長い間考えつづけたいと思うことと

もう一度みたいと言う意味で

大きい映画になっている

それはしょうがない

そうなんだから

 

娘ちゃんをやった

俳優さん

ステファニー・スー

さんが大変にキュートで

オレは好きになりましたよ

ええ