なるようにしかならんので午後は
昼飯食ったら昼寝して
3時まわったんで図書館にいった
そしたらマルクス・ガブリエルについてマジ専門家
というか専門である哲学者がそれを解説すると
いう本があったのでかりたかなり面白い
なぜならこの著者はなんだが話題になっているわりには
ガブリエルの著作はぜんぜん和訳もされないしちゃんと
日本で解説紹介されていないのでしょうがないオレが
書くしかないとばかりに書いたっていうからそれはちゃんとした
ものになるに決まっているでしょうということである
まあオレはガブリエルの思想なんて知らないしその本を
読んでいて解説がどんどんわかるわけではないが何故かその
本はわからなくても面白いのである
でもガブリエルは一言でその思想の特徴をいえるような哲学者
ではないのでここがむつかしいところである
ね
オレが読んだところだけでの理解でいえばつまるところ
世界を理解したい
と思ったときにまずその「世界」っておまえは何だよどういう理解で
「世界」って言ってるんだよって話でそもそもが世界とは何か
ということに関しての共通理解なんてないのだから
というのがあって
その上でガブリエルの考える「意義の領野」というものが
あるいみ無限並行的に数があってその上のレベルのエリアというものは
そもそもが存在しないーつまり超越的なところはそもそも無い
ということーを称して「世界は存在しない」と言うのだとかなんとか
そこまで聞かないと世界が存在しないってどういうこっちゃって思うわね普通は
その上でかれの考える哲学を深めることはポスト構造主義とかじゃなくて
カントそしてフレーゲといったドイツの観念論
の大物の考えたことをさらに深めていくことだみたいに考えているのだというのが
オレの理解である
ドイツ人だねえ
しかしそういう人(なのに?)で「フィクション論」とかやってるのがおもしろい
フィクション論は「そのフィクションの世界の中ではリアリティがある」という
二段階の話である
おかしな世界(たとえば「東京中央銀行」という架空の銀行があることになっている)の中であってもその銀行でやってる銀行業自体はリアリティある銀行業務を行っている
という形
図書館はいいね新しいものと出会うことができる
昨日あねにはなしたオレが書くことで生業したいということを言ってから
ずっとオレは考えているのだがオレのイメージとあねのイメージはだいぶ
ちがうわね
なにしろ「金がどうでもいいからとにかくつくりたい」という同人世界の
人たちとかの様子と
オレの考える「それこそ賞をとることがもっとも早い確実な形で他人が
それが商業に値するものだと認め出版をする業の納入業者になることができる」という形が重要であるというところ
とはいえそれは困難な道だとル=グウィンも書いておりそれはそうだすなかなか他人がそれを認める形の価値あるものにまでもっていくのは時間と労力のかかること
だろう
だろうね
ともかく同人が自己満足だけとは思わないがオレが考えるところでは
自己満足で終わるだけだとそれはやりきったことにはならんので他人の
評価(=金銭的価値)が必要なんだと思うんだがそれは人気投票とは
違うんだよなあ
たぶんオレが「そのような絶対的な価値の基準は存在する」と考えている
ということなんだよ
いい/わるい の分別はある
ということなんだけどね
どうなんでしょうね