昨日の記憶ののこり(暮らしの手帖)と今日の金沢建築館の展示アニメ背景美術に描かれた都市

それこそ思い出した順に書くのですが

 

世田谷美術館「雑誌のカット」

暮らしの手帖で

「システムキッチンを学ぶ」

3つの要素を並べてみましょう

どう並べる>?

まずI (アルファベットのアイ)の形に

並べてみますがどの順がいいかしら?

といって火力の部・調理台・洗うシンク

の3つをいろいろ並べかえてみるという

企画ね

こういうことを暮らしの手帖が昭和の戦後のすぐ

すぐでもねえか

ともかく「新しい暮らし」がやってくるみたいな

時期にね

やってたわけで

いまもその根本の基礎は変わっていない

あと商品テストというトースターでパン焼きまくるとかね

なんでもぜんぶ「暮らし」の科学ということ

だと思うのね・・・あらためて面白いわその思想

 

・今日は日曜日

まあ今のうちに書いておくのは

「アニメ背景美術に描かれた都市」をみにいった金沢建築館

まずこの建物が谷口吉郎・吉生記念というタイトルがついている

ちゅうことでね

オレも大好きな豊田市美術館はこの親子の吉生氏のほうが設計したやつね

 

つまり「建築」視点の企画展というのが基本であるということで

今回の展示もアニメの背景美術というものであるのはそうなんですが

それが歴史的に日本の建築家の思想ーたとえば「メタボリズム」であるとか

パトレイバー東京湾のまんなかに都市建築構想みたいのは

もともと日本の建築家による巨大な構想があってそれを参考に

うーん参考というかそういうアイデアパトレイバーが最初ではないってことよ

つまり

そう

なんでも先人がいてそれを参考にしていることはまちがいなく

という話で都市について多くの先人の建築家がいて

そしてあとアニメをつくるときに参考にした「都市」が

たとえば香港であったり

東京にのこる明治期とか旧いものであったり

あるいはどこにもない都市を描いているがモデルがあったりとそういうことですよ

 

なんかそういう重層的な(歴史的にも アイデアとしても あと単純に上にのびる建築と下の地下に潜っていく建築という意味でも重層的)思考があるってことが

オレは興奮するわけですよ

 

それこそ宇宙のコロニーを描くSFアニメであっても

そのコロニーにさえ貧民の街があったりするような描き方ね

そう考えると火星を植民したはずのガンダムオルフェンズも火星はちっとも未来的

じゃないよねディストピア

 

まあそういう日本アニメ(SFをふくむのもあればそうでないのもある)の作品

の都市 の背景美術はアニメ畑だけではなくて写真家とかこう

多層の知識があつまっているということがあるよね

 

オレもそういう多層の想像の都市を舞台にしたようなんを書きたいよ

って思って興奮したね

 

だからこれをみてたいへんよかった

 

あと金沢の歩いた感じで犀川をわたる橋とか

寺町地区はちょっと高い場所にあって犀川へは下っていくその標高差と石垣とか

遠くの山が曇にけむるかんじとか

金沢いいところじゃねー海外観光客やたら多いわ

そしてけっこう欧州の高齢者も団体で旅行しているのね(高山でも見たよ

その団体ね)

団体がいいのかねえ

 

かえりはサンダーバードで京都に出て

湖西線で琵琶湖とかみえて興奮しました

 

いい旅だった・・・

よろしい

 

うるせえゲストハウスの若者だけがうるさかった

 

しょうがない