12月21日(木)

他人つまり人

 

人の怒りの対象が何なのかを知る

ついった

おすすめ

いいね!をあつめている発言が

その発言人の如何をとわず掲示される

 

へえ~~

 

となるが

 

で どうした

 となることも多く

 

結局死活的に重要であるうちのことで

オレがそれを重要と考えるのか

社会におけるコモンセンスがそれを重要であるとするのか

誰がそれをするのか

ですがね

 

それこそ

「社会をよくしたい」と考えるときにその社会は

「オレの社会」なのか

「オレも所属してる社会」なのか

「オレはいったん透明人間になった上での理想社会」なのか

 

つまり他人がそこにいるしなあ

 

ということでありんすなあ

 

「オレの社会」は原理として存在しないはずで

もし存在させると「独裁社会」というものになるし

「オレがいないけど理想社会」は

もはや個人ではなくシステムがそれを支配する人工的だけどもはや人間がいなくなったそのビッグブラザージャンボマックスみたいな空気人形になっている監視の社会

 

それこそ人肉を食う描写がある小説とか

Jホラーが他人を殺すことに快楽ドライブをかけている様子とか

ディストピア社会をえがいたもの(映画か小説かマンガか)が一様に

個人の意思を殺す方向にもっていっていて「大きい力」には抗えないとしてる

 

こうしたフィクションは何かの暗喩である

とするのもいいがそれ自体が実現したらこわいなあと思ってから

じゃあそれは現実には何に似ているのかなあと考えるようなこと

 

しかもそれが強制の力がだいたい性にかかわることそれから生命そのものに

かかわることのそこに強制が入ってくる

つまり性とは他人の欲望であって他人にセックスのいい思いをさせないぞであり

生命はおおざっぱにいって「生きている歓び」でそれもまたいい思いである

 

どっちも強制によって個人がそういうのを味わうなんて「けしからん」とか

いうのであって

 

戦時中に「ぜいたくは敵だ」とかいうのは経済(これもお金でいい思いをすること)

を切り詰めろとキャンペーンをはってる(トットちゃんでみました)のは

ぜいたくとか服の色を楽しむとか音楽とか

そういう「たのしい」を排除することで

嫉妬じゃんね

 

その一方で戦時中でも金もちなどは女とセックスとか金で密にうまい酒のむとか

好き放題やってたこともあるし

 

どうしても金と女になってくるなあ

 

それこそ若林が途中からも売れだした芸人とかが酒のんで女の話する

とか金で金が金を生む話をするとか

「軍団」をつくるとか

そういうのにもう話として耐えられんみたいなことを言う

のは大変わかるのだが残念ながら

偏見でいえば吉本のような芸人の国ではいまだにそういうのが

主流の権力の誇示なのかもしれず

しかし本当の権力はもうそういうのをしないのかもしれず

 

伊集院とかにきけばそういう実態がわかるのかもね

 

権力って結局「他人を支配したり言うことをきかせたりする」ことで

自分の欲望を満たすよりも他人の欲望を奪うとかほしいままにするとかの

他人の欲望に関わる部分のほうが

大きいような気がしてきた

 

マジの大金持ちって日本のはじっこ一人旅とかしないじゃん

 

一人旅が好きでたのしめる人は「自分の欲望が何なのかを知っていてそれを

充足させるために動く」のであって

 

大金持ちはつねに他人の欲望とかが意識にはいっているから

そういうことは「無意味」って思うんだろうね無価値だっていってね

 

はあ

性もそうで

他人の性を自分で恣(ほしいまま)にすることこそが権力の使い方だって

古代からそう思っているから女を奴隷として飼うことにして好きなときに

抱く(セックスする)ことにこだわるわけだ

 

女がそれをしたのかどうか(たとえば中華の王朝には何人かの女帝がいた)

しらん

男を宦官にしてどうこうはしていたようだが

 

そうなるとどうもどうしても欲望のかたちが

男性系と女性系があるようなのはたしかにそうだっていう

ことになる

性別とか性欲の方向

実際遺伝子がどうとかとは関係なくね

 

フーコーとかそういうことをかんがえてたのかなあ

 

いまついったで千葉雅也のやついくつかみてたから

こういうことを考えるに至ったのかもね