映画「東京ゴッドファーザーズ」について

25日 新文芸坐で鑑賞 まあクリスマスの話ですからね 

再上映です 

2003年公開

でも作品舞台は1990です

 

まあだからバブルなのよね実際問題そうでしょう

 

やっぱテレホンカードで公衆電話がいちばん時代を感じさせる

 

スピード展開アクション人情紙風船なのである

たのしい!

そして泣ける

しみじみする

雪で寒そうだ

そして痛い

暴力シーンは本当に痛い

そして銃撃があり

吐血があり

たくさんある

3人が主人公である

全員ホームレスだ

もう再上映だしネタバレとか関係ないもんな

 

3人はそれぞれ事情があるが

家がないか

帰れないかのどっちかである

そりゃそうだ

 

そこに赤ん坊がやってきた

厳密にいえば「奪取された上に捨てられた赤ん坊が

そこに泣いているのを発見した」

のだが

すぐに警察にいかないところが話のはじまりである

そこからして無茶といえば無茶

 

だいたいさいしょのオムツはどこから出てきたんだよ

ミルクは

金あんのかよ

あるんだなホームレスだけどちっとはある

ブルーシートハウスでカセットコンロで湯もわかしてるし

まあそれはいいか・・・

 

まあそれで警察にいきたくないのはオカマが「天使がつかわされたのよ!」とか

いってるからであって

 

あとはいろいろだよ

雪で車のスリップ坂で下敷きで死にそうだったやくざをたすけたら

パーティーにつれていかれたとかね

偶然が偶然を連鎖させる

たまたまコンビニのイートインで籠城してたら客に

因縁つけられて

店の外に出たら店に救急車がつっこんで

もし中にいたらオダブツだった・・・とかね

 

いろいろあんだよ

 

オカマは元いたオカマバーに一晩泊めてもらうことできるし

そこに若者に襲撃されてしにかけだった銀さんもいたりとか

 

やくざを襲撃した南米の男はミユキちゃんを人質にして

つれていったがその先にいたのは男の妻でまだ母乳の出るくらいの母であり

赤ん坊に乳くれてありがたいとかね

 

たくさんある

偶然の連鎖

でたらめだけど

わるくない

 

ミユキちゃんは父を刺してしまったんだけどさ^

いいじゃんね死んでないんだからね

 

赤ん坊は結局

最後の最後で元の親のところに戻るんだけどさ(新生児室から強奪されたんだけど)

そこはしっかりしてる・・・

 

でも強奪した女は自分が死産だったからって強奪したらいかんよな

おそろしいね

 

ともかく25日にふさわしい映画だった

今監督が早逝で本当にいくつかの作品だけがのこったが

来年には千年女優リバイバル上映もあるからみましょうぞ