映画「大室家 Dear Sisters」について(2回目)

2回目みてきました

よりよい理解ができました

 

つまり全部愛なんだけど

愛しかない世界を見たい気持ちがおさえられず2回目をみにいったわけで

愛しかないというと多分表現として

おかしい

 

じゃあどうすればいいのか

 

女子たちがそこにいて愛以外になにもない

というのは多分ちょっとおかしい

 

なぜならたいてい「愛以外のなにか」がそこにあるわけで

だいたいは個々の女子たちは若者なので「成長」とか

「困難をのりこえる」である

釣りができないーできるようになる

山にのぼれないー登れるようになる

美術と向き合っているがうまくいかないー一定の成果を獲得できるようになる

などなど

 

しかし大室家にははじめから愛があり愛はずっとそこにある

ので愛があふれている

三女は友人からのストレートな愛とこれから友人度が深くなっていく友人(みさきち)との愛

次女は友人というかコンビというか夫婦というか・・・

長女は謎の(相手がわからないー視聴者には)愛し合う相手

 

そして姉妹のあいだの愛があり

 

愛だらけ

 

「嫌い」ベクトルが存在しない

ツンデレ」ベクトルならあるけどね

 

つまりここには嫌いもないし

貧困も 勉強のできない悩みも 人間関係の軋轢も憎しみも

嫉妬~~嫉妬はそのうちあるの?あるのかな?それは原作読んでみろ

 

嫌いの無い(発生しようがない)世界は素晴らしいって話でそういう設定で

やってるからですよね

先生も女性だしお母さんは電話のむこうにいるけど女性だし

 

完全にモブや通行人を含めても男性の存在しない社会でたいへんよろしい

完全だから

 

そういう世界をなもり先生がつくったという

そういうもので