映画「ミツバチのささやき」について

ヴィクトル・エリセの新作「瞳をとじて」が公開され

その縁でたぶんリマスターされたやつ

静岡シネ・ギャラリーにて「ミツバチのささやき
を鑑賞
これが伝説か

思うしかないその映像
割引券くれた人に感謝 

 

これでやっと「瞳をとじて」を見ることができる

なんというか

荒野ではなく人の耕す畑なのだが
途方もないさみしさが吹きわたるその風景
ロングショット

 

スペインの

おそらくはスペインの

どこでロケしたかしらないけど

背景とかこれから調べるんだけど

1940年代のとテロップが出る画面つまり

スペインは「フランコ独裁」の期間である

だからという意味でスペインは全土で暗い感じの暮らしでもある(のでは

ないか・・これから調べる)

そして貧乏でもある(ようだ)

とはいえ

ここ

田舎

馬に馬車を引かせるのが基本の交通

でも車もあるよ

だって公民館に移動映画で「フランケンシュタイン」が来たとき映画機材は

車でやってきたからね

そこにコドモがわーーーっとむらがるわけで

そういう風景って日本にもあったんだよ

たぶん昭和30年代くらい(まだ自家用車がほんとに珍しい時代?)までね

 

主人公の家の家族構成がよくわからない

お父さんがいて姉妹(アナとイザベル)がいる

お母さん?のテレサ

誰かに手紙を書いている

消息を知らせてね

という

その手紙は郵便局ではなくて長距離列車がきたときにその郵便車に

ポストがくっついていてそこに投函するんですね

 

まあそれでお話ストーリー自体はどこでも解説あるから省略して

 

とにかくそのスペインの風景は広くてさみしい

人ではなく土地だけがあるかんじ

丘があり

姉妹はそのあたりを縦横無尽にジタバタ走りまわるので遠くまでいける

井戸のある小屋

小屋というか廃屋?昔は農作業でつかわれていていまは使われていない小屋みたい

なのがあるんだ

 

そこを遠くからみている

 

そこにやってきた男をアナが

助ける(助ける>? 上着を貸しただけでは?)

しかし男は銃撃で殺されるーおそらくは警察に

 

ということはつまりフランコ独裁政権からみての敵だったんだろう

 

そのへんはあとからわかることで

とにかくアナが

アナ・トレント当時6歳が

その目のおおきな輝きが

黒髪が

すべてが輝いていて

そんなコドモがいるのか

ってくらいの奇跡にしか

みえない

 

そういう映画だ

カンペキすぎる映画

カンペキすぎたがためにエリセはそのあと映画がつくれなくなったという

映画

 

アナの姿

アナの表情をみているだけですごい大きい価値があって

本当にスクリーンでみせてもらって

ありがたいというしかない

 

ありがとうといいたい

 

そんな映画だった

これからたくさん背景情報しらべるから

知っていくから

 

ミツバチのささやき:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画

 

u-nn

うーんたしかにここにある通りのあらすじで

その通りなんだけどね

なんというかね・・・・・

なにかそんなあらすじの文字なんかではとてもあらわしきれないくらいの

大きな人間の想っていることとか夢とかその他の

妄想や想像やおもいこみ

きのこがどれが毒でどれがおいしいのか

猫はどうして人間と話がつうじないのか

精霊と幽霊は何が違うのか・・・

たくさんのおもいつきと夢とまぼろしが映画の中に入り込んでいるんだよ・・・