映画「オッペンハイマー」について

豊橋IMAXで鑑賞2500円は安い

 

オッペンハイマー 物理学者

なんちゅうか本中華

いろいろな人がいろんなことを言っていましたが

結局人間たる男の物理学者が仕事をしたが

権力なるものがあって

オッペンハイマーとストロースというのがいて

かれらはそれぞれの公聴会と審問にさらされるのであった

それはWW2後のことであった

 

オッペンハイマーはストロースの策略によって共産党関連で赤狩りにあうのだが

ストロースも商務長官に任命されるのかどうかという公聴会で批判をうけるのであった

それだけのことしてるしね

くだらない男

嫉妬にうごかされてるただそれだけ

 

オッペンハイマーが「原子爆弾の父」となることになったのは

それなりのやる気があって依頼があって愛国心があったという

3つの「ある」があったからそうなったと思うんだが

そんな戦争の最中に「兵器は愛国とは関係なくダメよ」とは

言えまい

そして科学者が「これを世界ではじめて実現させるのだ」という

歴史に名をのこすの名声もまた

魅力だよね

ストロースみたいなのは地位だけに興味があるんだけど

 

あと事前にオレはしらなかったのだがこの映画にはアインシュタインが出てくる

 

けっこう最初と最後にいるので重要人物である(象徴的な意味で)

 

お話は史実にものっとっていろいろあったがゲンシバクダンは完成

したそして落された

のであるが女がいて

フローレンス・ピューがどんすか脱いでファックしている(そしてそのあと

自死なのかわからんが死ぬ)

そのあとに別の女がいて結婚したりうんぬんである

 

気になるしーんはその別の女と二人で馬にのって

まだロスアラモス研究所もできていないときのロスアラモスに

馬であそびにきている二人

いい気なもんだぜ

である

 

ロスアラモスのやつらは白人ばかりで

それもまたそうだ

 

好い気なもんだぜ

 

ということである

 

それはそれだけであって映画としてのそれとは関係ない

意図

映画における完成形のための意図はかれらの権力のたたかいと

意思

でも大画面で「原子ー割る(中性子をぶつけて)ー量子的世界」の

映像~CGぽいけどCGではない>?

がよかった

 

あとローレンス役の男がガタイのいい男で

まあこいつもまたあとで敵みたいな感じになるが

こういうエリート科学者って白人にいるよな

と思ったね

 

審問における敵の側のやつ(弁護士だが実質検察官の役)が

ものすごいイヤ~な男なのだが

あんたのその理論は戦後だから言えるものであって

そんな戦前に平和・厭戦主義者なんて公言もできなかったじゃんねえ

アメリカでさえもそうだったと思うぞ

(日本でもそうだったけどね)

 

そう思うと中江丑吉のことを突然思いだしたよ

 

「慧眼であり盲目である」みたいなことを

言っていたね

 

「関心領域」とおなじだ

科学だけが領域でそれ以外はみないようにしている(と「尼は

泣き坂」で言っていたよ)

PODCAST

 

まあ

映画としては映画トータル作品完成度バカ高い映画です

ものすごいまとまっている

120%まとまって十全にまとまっている

そりゃアカデミーたくさんとるわけだよ

 

オレは来週のウォッチメンの「Past Lives」を

やっぱり

みたいんだよね

でも浜松で1800だからなあ

平日に行く元気ある>?木曜とかならなんとかね

街中の駐車場とかね

たかいね

しょうがないねえ~~