馬産や野菜栽培系農業や牛豚系畜産などの

テーマを漫画で扱うのは

その「大変さ」と「楽しさ」(ものすごい簡略化した要素分解すぎて恥ずかしい)

を表してマンガのなかの人間の姿に「奥行を与える」=「人間の姿の多様なありさまであるとか運命に翻弄されたりトラブルに接したり肉体的に苦しみ疲労があったり金銭的な苦しみその少なさみじめさ・・・」

書いていてそういう奥行ってもとめられてるのか?と思えてきた

もちろんマンガにおいては「そこまでかかんでいい」というものも

あるでしょうねえ

 

少年マンガとしてサンデーで連載してた銀の匙とじゃじゃ馬は

(背景としての経済のおそろしさもかくけれど)基本的に

少年が女子とその他が好きという少年の欲望と

あとは馬や豚など育てたり愛が芽生える(馬や豚に)とかそういう

北海道における彼らのなんか青春が展開するのであるが

そのような青春の展開は「しらんけどなんかロマンぽい」というかんじ

をもって読者から圧倒的な支持をうけた

ポイントは「しらんけど」ではないか

どのくらいその肉体が疲労などでつかれ苦しむのかは具体的には

読者は知らんのだ

 

オレは肉体をつかうバイトをやって思うのだが

いつそれが終わるか(コントロールできるか)を知らんと

無限感があり

人間が苦しむその根本は肉体の疲れそのものではなく「いつ

おわるのかわからんというアンコントロール感」が人間を

苦しめるのである

それに慣れるのは大変だよ

 

しかしポイントとして農系のお仕事は「最終到達点」があり

作物は肥えておおきくなり収穫され

豚も肥えて食べられるようになり

馬は育ってレースに出られるようになる(ならんやつもいる)

 

結果が出るのはいいことだ

どんな結果でも

 

まあつづけるこったいな(自分に向けて)