エウレカセブン。えっと。あんなのはニルヴァーシュじゃない。と彼女は言ったがそれがどういう意味なのか釈然としない。釈然としない気持ちをレントンと共有している。「僕の方がうまく操れたから」ではないことは分かる。彼女はニルヴァーシュをまるでこころがうまく繋がったりそうでなかったりする交流の相手として認識している。じゃあレントンの扱ったそのやり方は心ではなく機械を操縦するという方式だったから怒っているのか。おまえはアレに対して機械に対する対応をしている。もっと、「心のあるもの」に対する対応、人間に対する態度で接しないといけないのではないか(もっともそれを今のお前に言ったとてわかるはずもないので黙っているのだが)。他人もまた人間だ。機械じゃないんだ。と昨日から似たようなカテゴリの中のことを考えている。