こんばんわんこ。
久しぶりに家に帰ってきたらうれしくて早速飲んでしまったのでもう冷静にかけない。
ライブのすばらしさについて、だったな。よしよし。
たとえば、「Gift」()坂本真綾デビュー15周年記念武道館ライブ、は、Disc1−2にわかれていて、1は本編の終わりまで、2はアンコールの始まりからだ。
アンコールのはじまり。それは特別なシーンである。
たとえば昨日オレがみてきたばっかりのBuono!さんの「Rock’n Buono! 3」のライブでは、アンコール明けというのはまずバンドDolceさんの入場ではじまる。まだこの時点ではステージのライトは消えたまま。でも見える。わかる。歓声が高まる。コール。そしてBuono!の3人登場。かかるイントロは「We are Buono!」。アンセムである。うわーこりゃー・ってゆう。
比較してアンコール始まりがアーチストのMCというのもあるね真綾さん。
ライブは特別な空間であり、その特質というのは、おそらくは暗闇にあるのではないかと思っている。オレは「闇」派なので、ライトが観客を照らすようなそういうのはけっこう大嫌いである。ライブに必要なのはパフォーマーであり、オーディエンスなどはその存在を再確認などしたらばかえって興ざめであり、照らさないでくれよおと思っていた。
それは今でもそんなに変わりない。
ライブとはつまり「客席の暗闇、ステージの眩い光」である。対比。
対比というのはそれがコントラストが強ければ強いほど鮮明にして閃光である。
稲光。
光があって暗闇がある。われわれ観客は暗いところから、ステージにいる輝く人を見る。その彼女たちは輝いていて、とても、目がくらみ、正視できないくらいに。
そういうのがオレの理想のライブである。
まあ、いいんだけど。
却って。
今回のライブで桃子さんは最後のMCで「客への感謝」を直接口にした。くわしくは書き起こしを参照してほしいが、オレの記憶では、内容として、みなさんの暖かい声援のおかげで活動がある、って内容だったと思う。そうだから、今後ともライブをつづけていきたいのでみんなの応援よろしく^−って感じだった。
繰り返し書いていることだがアイドルの応援なんてその引退までのことであり、いつも刹那である。
ハロプロそのものの崩壊だって間近に思えるしBuono!がいつ自然消滅させられるかだってまったく予断を許さないことはみんなわかっている。
みんなただこの幸せな空間が長続きしてほしいと願っているだけのことなのである。
暗闇の中にあって光るあなたたちを見つめる時間こそが至福。
それはわれわれが祖にして卑なるただのヲタに過ぎないところから生まれる感慨である。ヲタは常に祖・卑・野である。迷惑にして汚泥である、それだけだ。
アイドルとかいう産業がこの国にうまれてどのくらいの年月が過ぎただろうか。
平等とかそういう人間みなよこならび思想みたいのこそくそ食らえである。
あれあれいつのまにかだんだん極端に走ってきたら今日はこのへんで終了。みんな酒がわるい。
今日のBGM
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4892294
こんな落ち着いたものを聴いてるのにねえ。