あさ

当直の朝ですが。
昨日仮眠室のテレビで「フィリピンで老後をと思ってたら失敗こんなハズじゃなかった」みたいなものをやってた。
放送時間が短いせいで結論が単純化されてたのが残念だったが。
結局、フィリピンにおいてはただの外国人なので、医療は全額自己負担なので、クラッシュする、というもの。
だがその奥にはもっと色々ある。
フィリピン人の妻に騙されて家を売られてしまう。
泥棒に侵入される。
日本語の通じないケアワーカーにケアされる。
だが一方でフィリピンは成長中の国であり、物価は上昇し、賃金も上昇中。
これはアジア全体でそうだろう。
結局、医療という面では日本国の皆保険制度が平均して最も割安ともいえる。TPP入ったら潰れちゃうかもだけど。それは公的部門がもうこの割安仕組みを支え切れないよと言いだすということ。
老化の国では仕組みを支える基礎部門、つまりあまり医療にかからず負担金だけ広く薄く払ってくれる人間がどんどん数少なくなっていく。
そりゃ崩壊も自壊もするわ。
私的な保険で医療費カバーしといてからいくなら海外もいいんじゃないの。
にしても人間みんな死にたくないんだなあ。