よる2

年をとってきて春が好きになってきた、若いときは、春というものが「ああまたなんか憂鬱な感じのものがまたはじまるのね??」って思ってたし暑いのは嫌いだしだったが、
今は「ああ、寒いの終わった!」がうれしくて春の生命の甦りがうれしくて、暑いほうがまだマシだと思うようにもなった。
そして「はじまるだけマシだ、もう人生あと何回春を迎えられるかどうかわかんねえわ」と思うようになった。
 
それでもこの年度末から新年度になるときの「最終回」はとても苦しい。オレがいかにいつもラジオをきいていてラジオ漬けであるかよくわかる。Digが全部終わってしまって藤木さんのやけに明るくした声がせつない。江藤さんは大丈夫と思っていたが最後の編集後記の笑顔が半分くらい泣いているようにも見えてなんかせつない。