充実した時間がほしい
ならばフランス外人部隊にでも入って戦闘したらいいじゃんねえ
生死の境目を歩くのはさぞかし充実しているであろう
まあ採用されるかどうかだけど
退屈だというのではなく
しかし生業を真っ当に全うしたら
そのあとどうなるの
という話で
悲しいのは自営業じゃないから終わるってことで
自営業は死ぬまで自分でできる
小説家とかね
オレのはやとわれなので
それなりの年齢で雇用契約を
切られてしまってそこで終わりなのである
それが
いつすさまじきは宮仕え
というやつ
立場を弱さを思い知る
何ができる
もうなにもしないと決めたのか
いつもグレアムのこととか思い出す
記憶に焼き付いてどうしても離れていかない
もう何もしないと決めたのか
と問われて
否
と
答えることのできる
最後の意欲よ
振り絞って