朝に早朝にアラームかけておきて
でかけて(片道運転3時間)
刈谷でみてきた2回目だ
さて
・1回目より台詞が入ってきた
・なにしろ台詞が多い
・あっちこっちを向いている(台詞が)・まるで惑わすように
1話
・古川さんがとても顔が奇妙だ
・1回目よりも奇妙さが増してみえる
・かわったいきものだ
・会社のシーンは(女性部下のもりたさんはやくもどってきてー)と思いながらみていた
・やっぱり会社のシーンが白眉なんだろう
・好きか嫌いかも最終的にわからないー男のほうは今でも好きなんだろうけどー古川さん(めいこ)は結局もう言ってること自体も方向があちこち同時共存でぐみちゃんをとられたくないのが嘘なのか男を獲ってやりたいのが嘘なのかもわかんないけど内実がそういう混乱の中にあるとすればそれはそのまんまリアリティであることにもなる
・そういうのって現実にもあるのかなあ
2話
・1回目も思ったが(思ったと思うが)2話がいちばん好き
・なんというか村上さん(役名)が最初のところから教授の前に立つところから朗読のところから朗読の後から短い時間の中で態度も声も顔も変化しているのがすごく興味深い
・教授が「録音しているのですか?」からどんと立ち上がるところがこの映画のクライマックス
・ある種の親密さはそこで生まれたけど生まれただけで育たないのが素晴らしい
・体がエロい
・肉をむさぼりたい
・と思わせるコーディネートだった(肩から上腕を露出する)
3話
・最後のシーン(普通にみれば「小林さんが小林さんの同級生の名前を思い出すところ」)について
なんかそれ以上のなにかがここに含まれているのではないか?と勘ぐってしまったがもう2回みたしそのままそのとおりだと思うことにする
・見知らぬ人と会ってしかも今後二度と会うことはおそらくないと思えば何でも言えるのかもしれない
・時間にころされる
のくだりをいつ言うんだったっけ?と思っていたがそれは最後だったんだなあ歩道橋の上
記憶にのこる台詞を詳細をおぼえきれないが2つ
2話で教授が村上さんに「社会となじまない部分でも自分でそれを育ててはぐくんでいけばいつかどこかでそれが他人につながり他人をはげますものになるのかもしれない」それは教授の小説のことですか?でもそれってたまたまですよね
たまたまでもいいじゃんねえ
3話で小林さんが旦那の高校の同級生の女とあやうく再会しそうになったけどやめた話でそのメールのやり取りの中に”ーの言葉で助けられていまでもその言葉で生きていられる”ような話があり
この2つはどっちもいま批評かいてる『違国日記』にも出てくる概念でそれはそうするとけっこうあらゆるところで共通する概念なのかもしれず
槙生ちゃんが小説を書いていてもそれはどこにも届かないかもしれないけどそれでも書きつづけるんだというところと
笠町くんが槙生ちゃんに向かってむかし槙生ちゃんの言葉で人生を変えられたことがあるが槙生ちゃんはそれを覚えていないという話です
なんかのなにかの一瞬でも他人とつながる橋がかかるのはいいじゃんねえ
そのあとすぐ崩れてもいいじゃんね
それこそ偶然のことだし
2話がよかった
なんどでもみたいあのシーン