わからないこと数値化できないこと (「価値」にいつも辿り着く)

あるんですよ

 

当たり前だけどさっき書いたことのつづきで

 

「芸能人でこの人が面白いので

面白いことの実力があるランキング」ということは

「人気がある」ではなく

「面白さの実力がある」ことを抽出したランキングでありますが

 

そういう「面白さ」だけを抽出することができなさそうなのである

なぜならば「人気がある」=「たぶん面白いからだろう」という予見とか予断

認識にするっとまぎれこんでそこにくっついて離れていかないからである

 

基本はこれ

 

「かわいい女の子ランキング」だって

「たくさん目にするのでだんだんかわいく見えてきた」ということがあり

「人がその子をかわいいというので影響されてかわいく見えてきた」もあるだろう

だから「人気」と「評判」と「ピュアなカワイさそのもの」を分離することが

できないのである

 

オレは奥森さんはかわいいと思うのだが

もし全員が奥森さんをみて「世界一かわいいよ!」と口をそろえる

のであればもっと売れててアルバイトなんかしなくてよくなるはず

なのになあ

と思うのであった

 

(「世界一かわいいよ!」は ゆかり王国への皮肉ではありません)

 

そう

概念について考えはじめるといつも

人間の認識がきれいに分離していないことや

生まれた場所や環境によって「正しい/面白い/好き」なことが

絶対基準など存在しないかのように

ゆらいでいる

 

ゆらいでいる価値

 

そう

オレが最終的にたどり着く場所はいつも「価値」について考えぬくことの困難さ

の場所なのである