なんか面白いのがあったのでメモ
MMTである
「どんどん紙幣を印刷すればいいんだyO!」でおなじみ
しかしこう書いてはいけないね
まあまずこれ
「MMT」はどうして多くの経済学者に嫌われるのか 「政府」の存在を大前提とする理論の革新性 | 令和の新教養 | 東洋経済オンライン
これリンクは5P目だけどまあいいでしょう
それでさあ
まあマルクス系もなんもそっちは「ぶつぶつ交換があって・・・」みたいな
ことをベースにして言っているが実際にはそういうものは無かった
(ぶつぶつ交換はフィクションで実際はそういうことはなかったと
いまの人類学は言ってるんだって)
のにそれに固執しているのがおもしろいですね
そんでもってMMTに反対する主要の理論の2派閥
(主流派とマルクス派)はいずれも「政府」「国家」の存在を邪魔にしている
のに対して
MMT派は
「MMTの理論モデルは、主権を有する政府が民間向けに貨幣を発行して支出するところからスタートする」のだそうで
つまりMMTは政府あってのものだっていう(信用を創造する主体が政府であり国家の保証って意味かしらん)
話でね
このあたりが
今読んでる『力と交換様式』とダイレクトリンクしているので
おもしろい
で
この記事の著者の島倉さんはクレディセゾンの人で
こういうの
公益的債権としての主権貨幣 | CiNii Research
も書いていて
そのないようは
引用
”しかし、歴史学・人類学・宗教学などの知見を総合すれば、近代的な主権国家の登場前も含め、古代以降の様々な貨幣は「神」を含む主権者との関係に基づいて成立していると考えられる”
のだそうですよ
まさに交換様式じゃんね~~
ってことです
歴史と経済でいまの人間を考える人類学的な
みたいな
しかし交換だから経済だってことではなくて
交換って経済以外にも人間の社会のありかたそのものなんじゃないの
とか
思ってしまいますね
そういう話だいすきなんで
おもしろいです
どうしても「神」を登場させないわけにはいかないんですね
人間以外の要素で人間より上のやつをね
それが「祈り」ってくるわけなのかしらん
今日県立でかりてきたやつ
国書刊行会『祈り』
すばらしく重い本です
とても内容が100年前のドイツの方のやつとは思えない
ね