農業技術

今日も風呂に行ったわけだが温泉だが。そこではいろいろなおっさんの語るトークを横できいていたりするのだが、このあたりの農業のおっさんは、けっこうマニアックというか、マニアックに農業をやっている。というのは基本が米作ではなく、そのあたりの土地にできるものは何かやりたいものは何か、そして換金性の高いものは何か、ラクにできるのは何か、どのように自然災害虫害その他の対策をするか、などなど、これを互いに情報交換しつつ、かなりマニアックにやってるなあという印象である。まあ全員、個人事業主だし。
 だいたい、なす、きゅうり、キャベツ、レタス、モロッコインゲン、ぶどう、りんご、もろこし、などをやっているのではないか、今までオレが耳で聞いた範囲では。
 農業というのは循環性があり継続性があり、時間を1週間などで切るのではなく季節という4つのサイクルで1年をきるというかなり大きい単位であり、また商品をつくる上での品質管理は日本現代機械化工場に勝るとも劣らないものであり、うんぬん。
 そのへんのことがおもしろいなあと思うのである。
 知恵をもってこまかくマメにやる(このへんの方言では「ずくがある」ということだ)のが成功の秘訣でありその技術は精巧なり。