合間

仕事にいく、今日いって、明日いったら、そんつぎ休み、んで、また一日働いて、そんでオレは三連休だ。そういうのが合間というか谷間というか。
 まあ仕事はそれなりに忙しいわけだが。
 
 その合間にも北岳のことをほわほわーんと回想したり反芻したりしていた。やっぱ本当に上の方、森林限界の方、ハイマツしかないほう、高いところがすき。樹林帯をひたすら急傾斜を苦行のごとくに登ったり降りたりする、そのエリアの上に極楽がある。たのしい。わくわくする。いいところ。なかなかいけない。
 
 ジャンプ感想
 
 ジャンプは、初狩PA売店で買って車で読んでいた、それは日曜日のことだった。
 今週おもしろかったもの。うーん。スケットダンスかなあ。オレはどうにもこの二重人格少女が好きなようだ。とても。ちょいとしか出てこないのに好きだ。なんかおもうのだが、このスケットダンスという漫画は、巧妙に恋愛のドロの部分を回避しながら皆が皆お互いにお互いを気遣ってすごしているおかげで、かえって、身体のエロの部分がどうにもエロい。衣装の下に隆起するエロ。ぜったい実際のエロ行為をしないという縛りがあるとかえって見た目がエロに行くということ。
 このようなエロは、たとえばチャンピオンレッドではありえない。ヤングアニマルでもありえない。これはジャンプのような「王道」の存在する少年誌でしかありえないエロなのである。
 なにを強く力説しているのか。
 しかしまあ、そうである。
 
 ジャンプの楽しみは、あとはめだかちゃん。冒頭からの着替えシーンはかえって爽やかにみえる。これがまた面白い。どうして半裸の、ほとんど全裸の、着替えシーンという、みえみえのエロの絵をみて爽やかなのか??それはこいつらに意図というものが全然ないからである。人吉くんにしても、「見たい!彼女の半裸を、全裸を、みてみたい!こっそりとでも!」という意欲がぜんぜんないからである。
 
 おなじ「着替え」をモチーフにしていても、スケットダンスの今回の話は「のぞき」である。性欲バリバリである。暗い情熱。淫慾。ああもう。
 
 実際の青少年にちかいリアルなのはもちろんスケットの方である。
 
 しかしめだかちゃんはめだかちゃんで面白い。こういう爽やか半裸も大歓迎である。
 
 どうにもこうにも、救いようのない感想で申し訳なく、救いようのないのはもちろんオレの魂である。来週もジャンプは楽しみだ。はやくトガシ先生がかえってこないものか。