よる2

風呂から帰ってきた。
 
さっきの「いつも弱いものの立場にたって」の話である。文脈はこんなかんじだ。
 ピーコさんがゲスト。 

 テレビで「コメンテーター」なるものをやっていて、でもやめさせられるときが来て、そんな中思うことは、結局テレビは世間のウケのいいものがスキで、たとえばハシモト大阪市長とか、たかが一市長なのにやたら発言がマスコミにのるけど、そのハシモトに対しての批判をする〜批判的なコメントを言うと、視聴者におもねっていないということで制作側がコメンテーターをやめてくれといって番組にでられなくなる。だいたいこういう話だ。
  そういうことをピーコさんが言ったあとに、永六輔氏が「いつも弱い者の立場にたって」という原則だけは忘れずにずっとつづけている、と言ったわけだ。
 
 だからこの土曜ワイドという番組にはいろんな人間がゲストとして登場するがたとえば松島トモコ氏が車いすダンスをとりあげたり、脳性マヒの市議会議員を取り上げたり、ゲストに「前方障害物認識器」をもちあるく視覚障害の方がきたり(三宮麻由子氏のことだ)。 
 
 まあそういうことが世界にあるということを知りたい。
 金銭的成功とか恙無い社会人とか家族的幸福とか諦めたわけであるからせめて気づきにくいものや分かりにくいものとかを見ていきたい。
 
 と思う。