なんじゃいなここに全部書いてあるわいな
何を読むべきかね
ドゥルーズは何をよむべきか
その単著(端緒)ってことで
しかし次々絶版になっていきそうなラインナップであるわな
そして
おそろしいラインナップでもある
これらを読んでいこうなんておもったら
そこで人生おわるくらいの時がたつ
だろうね
そらー
スピノザについては遺っている著作が少ないし
他の哲学者についてはデカルト
しかしドゥルーズは同時代の哲学者について書き(『フーコー』)
昔のスピノザについて書き
なんでも書きまくり
おまけに晩年になるにつれ不親切になるという
たまらんな
とくに感じたところを引用する
引用
”それよりも私はここに収録されているロレンス論をスピノザとの関連で挙げておきたいと思います。ロレンスの『黙示録論』はこのリストにも挙げておきました。ロレンスの大衆批判はスピノザに直結するものです。つつましい、つつしみ深いと思われている人々こそが、迷信や無知から権力を渇望し、従属のために闘い、恐るべき仕業を成し遂げる。これはドゥルーズがフーコーの権力論から読み取ったテーゼでもありましたし(ドゥルーズ、『フーコー』、河出文庫、p.56-57)、スピノザの『神学・政治論』の序文で示された認識でもありました。”
大衆
というやつらのおそろしさ
みずから従属をもとめ
権力装置の下部構造となる
そして殺人や言論封殺をよろこんで行う
そういう
おそろしいことがあったし
これからもあるだろうという恐怖である