映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」について

アトロク2のムービーウォッチメン(11月30日)で

課題作品になったのでみてきました

 

余談ですがアトロク2のYOUTUBE配信で

宇垣総裁のときはオレは本当にくいいるように画面を見つめているのに

宇内アナのときは本当になんかこうなんだこの悪ガキの動画はくらいのいきおいで

画面をみたり消したりしている(なにもこうビジュアルの魅力を感じない)

のでこれはあきらかなオレの中の好き嫌いの差があるなと感じた次第

もちろん宇内アナのしゃべりは大好きですがキャラとしては全く好きさがあらわれない

なぜだ

そこまで

 

さて鬼太郎です

 

事前知識まったくゼロ

鬼太郎誕生とは???

 

はたして親父の話でありました

泣けた・・・

 

水木って「東京血液銀行」の社員がいまして

彼は戦争(南洋)のいきのこりで

あやうく玉砕させられるところを生き延びたんですが

だからやけっぱちで

リスク犯しても金と名誉のためなんでもやったるみたいな奴です

そんな彼が謎のうわさの根源をたしかめたくて

そして名家の当主が死んだので跡継ぎになりそうな奴が会社の取引あいて?

だということで山奥の田舎にいくんですが

さっそくそこは因習だらけ村でして監視の目みたいなかんじで

その名家の孫娘だけが水木になつくんですけどね・・・

 

以下いろいろありまして人間は全員欲の亡者であり

孫娘(死んだ当主からみての孫)だけがアレなんですけどじつはこの

(略)

 

まあとにかく欲と殺人と

そして妖怪をいたぶるやつがいて

生きてるときの鬼太郎の親父(名前はない)が

活躍するんですけど

まあこの名前のないやつは水木から勝手なネーミングでよばれる始末ですからね

 

お話はすごい前半スピードを上げて進むしこまかい齟齬は気にしないレベルで

まあ

あれです

禁忌の場所とそこにいこうとして心を破壊されて幽閉されてるおじさまとかいて

 

あるいみバディものでもあるが

あるいみわかっていて「この村から私を連れだして!」ものでもあり

それはもちろんかなわないのだが

 

死んだ当主が実際は(略)で

この当主がしんそこ下種野郎で

アニメにしては最近ではかなりひどい程度が大きくかなりの人間失格屑である

そこがすごい

 

とにかくなんだかねえオレはその孫娘が不憫で泣いてしまったんだよ

未来なんかないんだってね

あとは全員屑ですからねえ

 

ネズミ男(のわかいころ?)もいましたよ

 

なんというかすごく筋の通し方がシンプルで作劇がスッキリしている

そこがいい

そうこなくちゃ

 

そして人間の醜さも十全に表現されているし戦争中の無意味な暴力も

醜くずるい上官もちゃんと表現されている

戦争だけはやったらあかんわ

 

オレは過去の自分を反省したね

もう間に合わないけどね

しょうがないね

 

とにかくお話ってのはこうあるべき的なシンプルさに

貫かれているアニメ映画であった

2000円の価値があるのであった

よきかな