まあ、いくら私がバカものでも、横浜には行かないと思いますよ、野球すきでもないし。それはそれとしてネギま。15巻。つまるところ私は昔からずっとゆえ吉のファンなので、おそらく16巻に収録されるであろうゆえのアーティファクトの本当の姿がちゃんと示されるのが大変楽しみである。15では「二つの疑問点」がゆえによって示される。恐らく哲学は価値判断の学問ではない。価値の軽重は政治によって決定される。その時点の支配的な政治集団によって。では哲学は何をするのか?悪者になることをおそれ、味方の傷つくことをおそれ、それは倫理的に善であるか、を最終的に判断する。そう、真善美。政治の決定する価値など真善美の三つの項から見ればはるかに下位のものにすぎない。
ゆえが、本人の判断で「自分が親友に対して善ではなかった」と審判を下したのがいい例ではないか。もっとも、それは親友本人から覆されたが。そうならばそれでいいよ。のちに本屋ちゃんがメイちゃんにたいしてアーティファクトを発動させいいたくないことを言わせるのもある視点からは悪だがある視点からは真だ。ずらし。