めずらしく仕事の話だが。「会議」に出たのだった。クライアントが自宅に帰るということで、自宅で受け入れる側(家族)と、送り出す側(施設スタッフ)と、自宅での生活についての補助する業務(ケアマネ・訪問看護ステ)と通い(デイサービス)の人間が雁首そろえてあーだこーだ。
しかしよくわかるのは、家族はアレだ、当事者ではあるがマニアではなく専門家でもない。ので、家族第一ということで家族の希望をきいたところで、それ以前に「どのような選択枝があるか」を知っていなくては、考えをはじめるところからスタートできないのだった。あと想像力か。どういう能力レベルなら、どういう家庭生活をおくることができるか。まあこれは想像力というより想定力というか経験値というか。いろんな人間のレベルをみていてはじめてこのくらいならこのくらいという「動けるレベル」が知れるってなものなのかもしれん。
というわけでけっこう家族は「なんやそれ」みたいなことを言うのだった。
いやー勉強って大事ですね。でも、知識があって突っ込みいれる能力がある家族もまた「なんだあれ」とかいって嫌われたりするのだった。世の中理不尽であることは言うまでも無い。
あと、節操なしと言えばマノエリの売りかたであった、ベリ紺にも前座しにくるんだねえ。節操ないね。正直、どうでもいいが、マノエリは自分の道をがんばるべきだと思う。自分の道というのは、たとえば安いライブハウスを借りて、ソロで何かやる、60分くらい。多分定員300くらいのところを定価4500円くらいでやっていいと思う。そこでマノエリが何ができるのかを客が見る。客はブログとか書くのがすきだし、絶賛したり酷評したりするだろ、なにか。それを読んで他の人間がどう思うかである。
なんにせよ前座で1曲歌ったところで真のマノエリファンが増えるかといったらオレは疑問である。ソロにしたんだったら、ソロのマノエリがどういう人間かを見せてくれ。
その意味で、いつも的確なこと言ってるなあと思うがこの
http://d.hatena.ne.jp/BluePhobos/20080831
である。そう、まさに個にせまって、掘り下げることをしなければ、どんな人間かなんてぜんぜんわからないんである。
60分くらいのステージなら、MCもあるし、ヲタ声への対応もあるだろう。でもソロってのは全人格がさらされるってことじゃないのかね。たとえばエッグの新人公演がよい売れ行きなのは新人公演でそういうものが見られるからじゃないのかねえ。ライブのいいところってそれだ。隠したいものも見えてしまう。なんでも見える、だいたいは。実際にその歌う姿を見るって大きいことだ。もうサイトが閉鎖してしまったが、ずけらん氏の言葉で言えば「ザイルがリアルで構築した人間関係」だ。ずけらん氏がブログを閉鎖してしまった、悲しい。もういまではぐーぐるキャッシュでしか見られない。
というわけで今日の日記は殆ど関連のない2つのテーマを併設してみたが、改めて読んでみると、本当に関係ないことだ。マノエリの魅力をもっと知りたいのも、自分で職業的知識経験をもっと得たいのも、本当だが、無理やり継げると、つまり会議で魅せるオレの魅力をもっとわかってくれってことか。ぜんぜん違う。