アニメの方の とらドラ!09話
を見おわった。いまだにスッキリしない(いい意味で)。
そもそもの始まりは、このお話が、はじめは全然両想いでもなんでもない男女が、互いのそれぞれの片想いについての秘密を共有してるうちに、ひかれあっていく(なんというモンキリ型。ここまで恥しいのもかえっていいかも)という流れがあるってことを知ったことからだ。
いやそういうお話なんだと人の言うのを聞いたところからだ。そういうのがあると、そもそもから疑いが生まれてしまう、結果から見た過去についての判断が生まれてしまう。
つまり高須のみのりんに対しての恋心は「ウソ」になってしまう。みかけだけになってしまう。お話の流れ上のご都合になってしまう。
もちろんそうじゃないんだけども。
でもそう見えるんだ。
同じく大河の北村に対しての恋心も。
いや大河が北村に対して緊張してしまうのはすごくよくわかるよ。
それで同じように、1年前に北村が大河に告白したのまでもなんか「ウソ」に見えて感じてしまうんだ。
だから5人の中ではいまのところみのりんの「自分でもまだわからない」感じと、かわしまあみちゃんの「自分のことはかくしておきたい」感じだけがリアルに見えてしまう。
あとついでに思ったのはみのりんというキャラが声優であるほっちゃんこと堀江さんのことになにか重なるような。永遠の17歳をお姉ちゃんの次に大きく体現しているのはほっちゃんにほかならないと思う。対外イメージだけなのかもしれないがそんなことは知らない。みのりんの「自分のことはわかりません」と言いたげな外向きの騒がしさ(そして自分のことはヴェールにつつんで放っておく、恋愛とか結婚とかそういう生々しいことはヴェールに跳ねかえされる)が対外イメージとしてのほっちゃんに重なる。そうなのよ声優さんってそれが大事なんじゃないのかね旧い考えですけどねこれは。というかそういう土壌で育った声優さんなんじゃないの。多分キタエリとか全然違う世代だと思うけどさ。
ますますオレは何が言いたいのかわからない。