複数進行。

娚の一生の感想を、昨日何回も書いてみたが、消して消した。ぜんぜんまともな感想がかけない。自分の特権性を捨ててからでないと書けないのに、それが捨てられない。なんでだろう。オレだけがこの漫画の真の争点がわかる!と思ってしまってそれが消せない。あらあらである。そんなわけないとわかっていても消せない。
 まあ、主人公は主人公であるからメインのステージにいているわけで一人称でこころの内側を地の語りでできるのは主人公だけである、本当は。いくら漫画というクロスなメディアでも。
 その主人公がさいごに完全にふっきれていることはめでたいと思う。
 しかしさいごのところでオレには分からなくなる。
 いったいどうしてそうなったのか。
 天変地異がそのきっかけなのは確かであるが、じゃあ、天変地異が起きなかったらこの主人公は最後の決断というかきめごとをしなかったかね?いや、したと思うな。多分。
 それは天変地異には何の意味もなかったということではない。
 つまりどのような迂回路を通ったとしても結局結論はさいごひとつだったしそれを選ぶほかにはなかったということが最後にはわかる。わざと不幸になるという選択肢もあったにしろ。
 
 今週のジャンプ。「わざと不幸に」といえば名瀬ちゃんこと   である。えらいものだ。来週どうなるのかなあ、めだかちゃん。気になる。そして「一緒に不幸になってくれる」親友のことも気になる。いっしょに不幸に?具体的にどういうことなのかよくわからない。
 バクマン。かわいいなあ亜豆。とてもかわいい。本当に大好きなんだと思う。願わくばこの作品がどういうおわりかたをしてもいいから亜豆と最高だけは夫婦にしてやってほしいなああとは何でもいいから。そのくらい亜豆はかわいいぞ。
 
 西尾作品ということで昨日はDVDで「するがモンキー」を見ていた。おわった。やっとこれでなてしこスネイクを見ることができる。こういうのはぶつぶつに切ってみたらいかんと思うのである。いくら手ブラが魅力的だったとしても、それでもやはり最初から見てこその手ブラだと思うのである。それまでの時間で、いかにひたぎが暦との絆を深めていったかとか。そういうことを知るべきだと思うのである。
 
 ゴゴ上がりだったので家に帰ってきて洗濯した。あと部屋の中につっぱらせているツッパリ棒を取り外して、上に積もっているほこり拭った。
 
 昨日はTVで「タキシード」を見ていた。面白い。さすがだ。やっぱカーアクションがすきだと思う。そういうのの撮影を現場でみてみたいなあ。ドリフトとか。
 
 と、いろいろ横線があっても、
娚の一生
の感想がまとまらなくてオレはちょっと困っている。とげが抜けないのごとしなのである。正直いって「そんな恵まれた環境にオレいないしよくわかんないよ」でもある。「大学教授になって日本エッセイスト賞とかもらいたいな〜」くらいは妄想する。よくない妄想だ。
 しばらくそのことは忘れてみるべきである。