本当に熱心な読者

いや、熱心じゃなくて単なる阿呆か。
 
 何の話かというとハニカム
 週アス。たとえ月曜にコンビにに在ったとしても火曜に買うことにしている。 
 さて久しぶりの掲載の今週。浦方くんを、女装させて遊んでいる王里。そして同じようにもてあそぶ舞ちゃん。
 本当は、「あ、もー、しょーがないな^」とボヤくくらいで抑えておくべき。
 しかしなんかどうしても気になってしまう。
 その気になる点は二つある。
 1.王里が、「胸パッド入りセーラー服」を浦方くんに着させている時点で、既に王里は「ダメ男」ではなく、もっとレベルの低い「どうしようもない男」ではないだろうか。本当に救いようのないというか。遊びの域を超えて変態性欲しかないような。
 2.かわりに胸もませろと王里が舞ちゃんに言うシーン。 男女の越えがたい差異を無視しているだけとも思えるが、あまりにも無神経でかえって人間をやめているようにも見える。
 舞ちゃんはわかっていてかわしているのか漫画キャラとしての人格でかわしているのか、胸はもませていないものの。
 ちょっと看過しにくいシーンだったのである。
 
 セクハラという概念が浸透したんだかそうでないんだかわからん今の日本。セクハラというのは被害者が私は被害者であると感じた時点で被害が成立するタイプの犯罪、つまり「事実関係によらない」ところに基準があるタイプの犯罪である。
 同時に。
 いまの日本を覆う恐ろしい陰とは、「誰もが守ることのできないルールをつくっておいてときどき恣意的に取り締まる(例・制限時速)」というやり方でのおそるべき。
 
 やられてる人間がそれをセクハラだと思わなければセクハラではないのだが、
 しかし、
 パッド入りのセーラーを着させる時点で、もう遊びは通り越して単なるヤバイ人になっている気がするし、ここでオレが思うのは王里というキャラは浦方に対しても舞ちゃんに対しても単に最悪なだけの人間にも見えるということだ。
 オレの考えすぎであることが望ましい。