映画「海がきこえる」について

公開1993

そんときはオレはみてないねえ~~

ジブリ作品だが若手だけでやるみたいなやつだそうで

中身が新鮮

氷室冴子原作はまさに氷室冴子そのものの話

だと

思うぞ

 

女子がりりしいっていうか

 

まあそれで

 

高知県の高校生のところに都会から女子がひとり

転校してくるんだけどなんかかかえていて(事情を)

 

でも高知でもゆびおりの進学高校で結局こいつら

全員金持ちのしかも東京とか大学すいっといけるくらいのご身分

なのよね

 

まあそれはいいとして東京の舞台が吉祥寺駅

あのなつかしいRONRON口が出てくるんだよ

東側にあって12番線と34番線を連絡して改札も小さいのあって

あそこ完全になつかしすぎるね

涙がでちゃうわ

 

いまWIKIPEDIAみながら思い返しているが

まあそうだね夏の映画だね~理想の夏というか

修学旅行はハワイだし

飛行機で東京いっちゃうのも夏(5月)だし

あかるい映画だよ

文化祭は秋だけどあれはまあたいしたことないし

 

そうだな72分だもんなエピソード考えてみれば詰め込んでない映画なんだよ

さらっとしてるんだよ

 

誰も勃起してないし

 

里伽子は生理の1日目だったりするけど

 

まあ主人公が「大学1年になった夏に高校のことをふりかえる」映画だからな

 

続編もあるらしいがどこでみれるのやら

 

なんだオレはこれをみて吉祥寺駅のことしか考えられなくなっているのか

まあしょうがない

オレの高校とその直後の浪人と大学1年くらいの時期はまだまだ

吉祥寺とか中央沿線が大きすぎるんだよ記憶の中の支配範囲がね

 

あとは思いだしたら書きます

 

思いだしたこと

えーと

まあ男か女を殴り女が男をなぐり男が男をなぐる映画なんですけど

それはそれとして

「女が女をつるし上げる」っていうまあ暴力を伴わないリンチの

シーンがあるんですがこれが見事になにもかも論理破綻していまして

つまりなにも理屈がなくただ「あんたの行動が気に入らない^ー我々と同調しないおまえは我々をバカにしているんだろう」と言うだけなんですけど

これじゃあ里伽子一人に勝てないわけですよ

こいつらなにもいいところがないもんでね

 

別に「守らなくてはいけないルール」が設定されてるわけでもないし

学校だしね

 

しかしここが「同じような年齢性別でくくってあつめた集団」のこわいところで

どんな世界でも地球の上であればかならずそうやってあつめた集団には

暴力をともなういじめ(差異の発見と嫉妬 同調させようとする圧力 支配と服従)が発生する

なんかもう世界のどこでも貧富の差があってもなくてもどこでも

なんでかねえ~=~~

と考えましたよ

 

それこそ他人に無関心であることだけがそれを避ける方法

なんですよね(なにしろくっつきあわないから何も摩擦がおこらない)

 

台風クラブ」は

そのへんが田舎のそれで

男子の中で背のひくいやつはプロレスやられ役にされるし(ちゃんと描いています)

女子は女子でいろいろ勢力関係あるし(いっしょにさぼろうとかね)

その中で暴力衝動と恋慕の衝動がまざったものが台風の日に爆発するのが

健と美智子なわけだが

あれが中学生だからまだいいわけでさ(レイプにも殺人にもならずに済んだ)

これが大人だとレイプか殺人かあるいはなにかの服従みたいなやなやつにおさまってしまう^ーそれこそ先生のところに3人でおしかけてくる女と女の母とその弟なんだが弟は入れ墨派手で酒のんで服脱ぐし

ほんとうに弟かどうかもわかりゃしない

なんかね教室にあの3人がおしかけてくるところが狂気でもあるしなにかののっとりとか資金をこいつから吸い取ろうとかそういう感じの悪に見えるので

とてもこわいですね

これは日本でもどこでもあるやつだと思いますけど

支配と洗脳と金をうばうのトリオね

そういうのが色濃く中学生映画に織り込まれているから気持ち悪いですね

とても

そういうところがすごいなあって思いますよ

あ~台風クラブのほうの話になっちゃった