4月15日(月) 移住と自分の死について

移住と自分の死について

(この2つは関連があるのでここに並べて書いている)

 

・ここでの中心は「こわい」ということで

・昨日姉と話していていくつかの論点はすっきりしてきた

・いろいろ迷い(世間の他のやつらがしていることとの比較)もあったが最終的な現在にたどり着いたところではまあまあここまでの選択と行動によって今がありそのため世間の他のやつらが家族なるものをつくる(再生産)ことにしたのと比較してオレは家族なるものをつくらずパートナーのいない生活人生を選択したのでメリットとデメリットがあり

・メリットは「住むところと死に場所をこれから(選択して)選んでそこに行けること」である

・デメリットは「死ぬときがひとりなので全うけとめ」ということである

 

このデメリットは正負の両方の意味をもっており

なんなら最終的に「こわい」のは何かといえば

 

・一人で自由な死にかたをするつもりだったが遂に最終的に

自由に一人で死ぬための行動も移動もできなくなるとか

痛みその他の苦しみでつい救急車を呼んでしまって入院したらもう家に帰れなくなるとか

そういうことによる「行動選択の制限」が最終的にやってくる可能性が高いということだ

 

・これがどのように「こわい」のかといえば

こっちが弱ってきて動けなくなって口ではなんといっても周囲の人間(他人)が

なんか言ってきて心配だからとか誰かの迷惑だからとかいって最終的に施設に収容されてしまってさらに行動の制限がついて自由に外出もできない(「心配でしょ途中で倒れられでもしたら」)ということで

結局監禁死をむかえるというEp.がいちばんおそろしいシナリオなのである

 

・これがもし「パートナー」がいて理解があれば最終的な最終段階まで

よく話をして理解しあっている場合には順番で行動の自由をさいごのさいごまでは

確保してくれる)(はず)で

最終的に寝床から動けなくなったときにはもうそれは覚悟ということでそっから

先は自宅死でも入院死でもあんまり大差ないかんじになっていくが

ポイントはそのちょっと手前の「ぎりぎり行動の自由がある」場所で

どのくらい自由でいさせてもらえるかが重要なのである

 

・こんなにリアルに想像できるのはオレが前職PTでしかも在宅分野だったため

最終的に自由にうごけなくなるあたりの人間の様子とか周囲の人間の行動

とくにケアマネそして遠縁の親戚とかそういう人

がどういうふうに行動するのかを観て知っているからである

じっさいケアマネは「あのばばあをしせつにたたきこんでやった」とか

いうのである(マジで)

そんなに他人の自由を束縛したいのかね

でもそのケアマネの理由もわかるといえばわかるんだけどさ

大惨事になるのをくいとめるというか・・・

 

・だから問題点は「行動の自由をたにんが制限するというシチュにおいて

それは権利の侵害なんだけど

侵害してもなお他の分野におおきい災害がおよぶならばそれは容認される

のか_???」

という問題設定であると思うんだ

 

・自由を侵害するものを強く糾弾するのがリバタリアンであるし

それはノージックの思想においても最終的に一貫していたところだそうだ(ノージックは生涯にテーマをいろいろ変えて著作をだし考えつづけていたがその自由に関する考えだけはずっと一貫していたしそれがリバタリアンの基本概念だ)

それが「反強制主義」である

 

ちゃんとオレの個人的思考としらべてみたい哲学はリンクして関連してつながっている

 

アナキズムにつよく魅力を感じるのも国家行政による「自由の侵害」が許せないからである(その反面・・・というのもあるにもかかわらず)

とくに警察行政と戦争暴力が許せない

 

さてそのように「自分の死」から自由について大きく考えるのと同時に

移住

は何のためにしたいかといえばもちろん大きい自由の中にある「住まい方の自由」のことである

生まれた場所がきらいなら違うところにいくしかなかろう

(嫌いでも我慢していることほど人生を損うものはない)

 

オレはこの静岡県西部のどうしようもなく産業工業企業城下町風土が大嫌いなのである(そういうのからのがれられるとも思えないが)

農業とて産業であり人間をそこなうものであることは承知しているが

温泉もわかないような土地に住んで死んでいくなんて我慢ならんのである

長野県が田舎で荒廃しているのは知っていてもやはり温泉であり

岩手県もやはり荒廃があろうとも温泉なのである

そして北海道の多種ゆたかな温泉

オレがこんなに温泉と人生がリンクしていると思っているとは

自分んでも意外ですがそうなのでそうなんです

温泉が好き

日常的に温泉をつづけたい

それが願いだ

それにはその場所にいくしかないだろう

 

このように移住したい場所のテーマと条件がだんだんととのって

いくのである

・温泉

・よいコインランドリー

・湿気はできるだけ少なく

・山の風景

・東京にできれば3~4時間(新幹線や飛行機コミ)

・よい日常的な食糧を買う店(セコマでも一般スーパーでも)

・車で40~60分程度の範囲に病院やリアル書店やホムセン

つまり本当の秘境に住むつもりはないってことだね

 

あとは

・定期的収入?アルバイト?仕事の有無?

人間関係?

とかのポイントもあるが今だってオレは人間関係がゼロなので関係ないね

 

・親の世話とみとり

これは時間とのトランザクションなのでオレが考えても仕方ないのだが

どうなるかは運だ

 

このくらいがざっと考えられる計画案である

要は金があって意思があればできそうだってことだね

 

あとは土地を買うあるいは家をかりるのそのへんですが

そのへんはねえ~~

どうなのかね~~

 

生活費というものに暖房費が必然はいってくる

ときにそれをどう考えるかだよねえ~~